昨シーズンまでマツダRT24-Pのステアリングを握り、ミド・オハイオで素晴らしい走りを見せてきたジャービスだが、このオフにアキュラのチームに移籍してからは、まだオハイオ州のトラックを走っていない。
「過去のレースでいつも(アキュラが)うまくいっているのを見ていたので、自分自身で試してみるのがとても楽しみだよ」と語ったジャービス。
「僕は彼らと対戦してきて、その長所を見てきた。アキュラは高速のターン1のようなコーナーが得意で何年も前から強いんだ」
「僕たちはミド・オハイオはアキュラのサーキットだと言っているが、昨年は予選もレースもキャデラックがとても強かったと言わざるを得ない」
■ジャービス、BoP変更後の影響を量るのは「非常に難しい」
キャデラックDPi-V.Rの最低重量が945kgに戻るという最近のBoP(バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整)の変化についてSportscar365から尋ねられたとき、ジャービスは今週末の競争に起こることについては「何とも言えない」と答えた。
「正直に言って、ラグナ・セカがアキュラの強いトラックであり、そこで予選でのギャップが(キャデラックと)非常に小さかったことを知っていたので少し驚いた」と彼は言った。
「レースではもう少し差があったが、おそらくもう2、3レースはこのままいくだろうと思っていたんだ」
「ミド・オハイオでは自分たちがどのような立ち位置にいるのかを確認しなければならない。10kgというのは大きな違いではない。しかし予選では必ず違いが出てくる」
「これまで見てきたように、100分の1秒まで差が縮まる可能性もあり、それが違いになるかもしれない。成り行きを見守るしかない」
