アウディが電動モビリティに力を入れるようになったことで、現在計画されているFIAエレクトリックGT選手権にアウディスポーツが参戦する道が開かれる可能性が出てきている。
この新シリーズは2023年の立ち上げに向けて昨年発表されたが、開発コストを懸念するマニュファクチャラーもあり、まだ正式な参戦表明をしたメーカーはない。
アウディはこの選手権への参戦を明確には表明していないが、ラインケは検討の余地はあると語っている。
アウディがこのシリーズに参入する可能性について問われたラインケは、「いずれは、間違いなく」と述べている。
「問題は、(電動化の)ペースだ。いずれは我々の誰もがそれを考えなければならないが、そのペースを見たい」
「我々は(過去に)レースでのハイブリッド・システムを検討した。それは力強いものだった」
「だが、私の考えが正しければ、ニュル24時間ではハイブリッドカーは1台もなかったはずだ。何十年も前から、ここは初期の実験場だった」
「市場の需要に応えて製品を展開すると同時に、OEM戦略に一致させる必要がある」
「これはまさに、我々がこれから行うことだ。 私たちが20年後にここに座ったとき、我々のカスタマーレースの製品ラインアップは、内燃機関の車両だけではないはずだ」
