更新日: 2022.06.11 12:21
【ル・マン24Hブログ(1)】設営進むサルトで“新たな日本人”を発見/“ヘンタイ”カメラマン現地情報
日本関係のクルマも見ていきましょう。こちらは星野敏/藤井誠暢/チャールズ・ファグ組のDステーション・レーシング777号車アストンマーティン。メンテナンススタッフにレベリオンのスタッフの顔もありました。
こちらは木村武史/フレデリック・シャンドルフ/ミケル・イェンセン組のケッセル・レーシング57号車フェラーリ。カーガイ・カラーではありますが、エントリー名はケッセル・レーシングです。蛍光イエローがよく目立ちます。毎年激戦のLMGTEアマクラス、木村さん目標のクラス優勝、期待しています。
そのフェラーリのワークス的存在の一台のAFコルセ52号車も絶賛整備中。エンジンも外された状態からガンガン組み立てられていきます。
その52号車のドアパネルですが、ゼッケン部分に小さなイタリア国旗があしらわれています。これはル・マン公式サイトのイラストでも表記されています。小さいこだわりですが、イタリア人のフェラーリ、ル・マン24時間に対する想い、感じます。
そのフェラーリ勢が使用するフェラーリ488 GTE Evoですが、フロントラヂエーター部はカセット式のようになっており、アッセンブリーで交換可能な構造です。ラヂエーターは左右別々に見えますが一枚モノのようです。写真は手前がバルクヘッド側になります。
前側からです。真ん中の青色ニップルはエア抜きでしょうか。いずれにしても前側からクラッシュするとアッセンブリー交換となりかなり高額な請求がくることは間違いなさそうです。コストよりも作業時間を優先した、耐久ならではのクルマづくりの一面でしょうか。