一方、昨年アレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/コム・レドガーを擁してル・マンを制したフェラーリ/AFコルセは、ディフェンディング・ウイナーとして2022年大会に臨む。
昨年の勝利はフェラーリにとって、2020年のアストンマーティン・レーシングの優勝を挟み、2年ぶりの美酒であった。
「過去2回、難しさを味わたので、今回も難しいものになると思う」とピエール・グイディはコメントしている。
「通常、前年に優勝して、次の年も連勝を挙げるのは難しいものだ。とても難しいと思うが、トライするよ」
ピエール・グイディとカラドは今年、2019年の優勝メンバーのひとりであるダニエル・セラを再びサードドライバーに迎え入れる。
レドガー現在、主にポルシェでレースに参戦しているが、ル・マンではインセプション・レーシングのフェラーリでLMGTEクラスに参戦する。
ピエール・グイディはLMGTEプロクラスで2度の優勝経験を持つセラとの強い協力関係を引き合いに出し、セラの復帰を喜んでいる。
「ダニエルは2019年は僕らのクルマで戦い、昨年は52号車をドライブし、そして今年は僕らのところに戻ってきた」
「彼と一緒にいられるのは、正直言ってハッピーだ。僕らは良い関係を築いているし、彼はいいやつだからね。良い仕事をしてくれると確信しているよ」
