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 ペンスキーからエントリーするポルシェファクトリードライバーのデイン・キャメロンは、デイトナ24時間レースには13回の出走を誇っているが、ル・マン24時間レースに参戦するのは今年が初となる。

「このレースは経験が重視されるレースで、僕は初出場の機会をなかなかつかめなかった」とキャメロンは言う。

「デイトナは何度も走っているのに……ちょっと偏っているよね。デイトナは13回も出ているのに0勝だけど、ル・マンではもう少し運があるかもしれないね!」

 もうひとり、意外なル・マンデビューを飾るのは、ARCブラティスラバの44号車オレカで参戦するフランス人のボーティエだ。長らくIMSAのトップカテゴリーで活躍してきたボーティエは、IMSAをスピードソース・マツダで数戦を走った2014年以来の、LMP2ドライブともなる。

 そのARCブラスティラバはル・マン向けにカラーリングを一新。WECで使用しているカラフルなデザインに、紫のストライプが加わっている。

ARCブラティスラバの44号車。カラーリングが改められている
ARCブラティスラバの44号車。カラーリングが改められている

■アイアン・リンクスがランボルギーニLMDhプログラムに参画か

 最近のパドックの噂によると、アイアン・リンクスがランボルギーニのLMDhプログラムに参加することが決定しているという。

 だが、チームの共同創設者であるアンドレア・ピッチーニは、「多くの潜在的な契約に動いている最中」であると述べ、すでに何らかの合意が形成されているとの憶測を否定した。

 ピッチーニはSportscar365に対し、次のように語っている。

「プレマとともにLMP2に参戦したのは、LMDhかLMHに参入できるようにするためだ。かなり素早く準備を進めなければならない。来月には決断しなければならない。いまのところは、すべての挑戦可能性と、何がベストな選択肢なのかについて、検討している」

 ピッチーニによれば、アイアン・リンクスはファクトリーチームとして参画することだけを、固く決意してるという。

2022年のル・マンへはLMGTEアマクラスに4台のフェラーリ488 GTE Evoを送り込んでいるほか、LMP2ではプレマとジョイント参戦しているアイアン・リンクス
2022年のル・マンへはLMGTEアマクラスに4台のフェラーリ488 GTE Evoを送り込んでいるほか、LMP2ではプレマとジョイント参戦しているアイアン・リンクス

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 テストデー翌日の6日には、走行プログラムは予定されていないが、BMWが2023年のIMSA・GTPクラスに投入するLMDh車両について、さらなる発表を行う予定となっている。

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