更新日: 2022.06.09 12:18
予選最速のトヨタ小林可夢偉「アタックは1周だけ。あとはテストに集中した」/ル・マン24時間
■小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)
「レースウイークが始まって嬉しいですし、週末に向けた準備を進めています。今日は走れる時間が長く、テスト同様に多くの周回をこなし、さまざまなコンディション下での車両バランスなどを確認することができました」
「すべてが順調に進んでいて、予選で最速タイムを出せたのは良かったです。とはいえアタックしたのは1周だけで、あとはテストに集中しました」
「もちろん、明日はポールポジションも狙っていますが、我々の目標はあくまでも、決勝レースで勝てる車両を作り上げることです」
■マイク・コンウェイ(7号車)
「今日は良い一日で、予定していたプログラムの多くをこなすことができた」
「予選はクリーンなラップを取ることと、ハイパーポール進出を確実にすることが目的であり、それは達成できた。その後は夜間走行でも快適に走れるようにすることに集中した」
「GR010ハイブリッドは好調に感じられるし、セットアップという面でも良い方向に進んでいると思う。あとは細かい微調整を続け、週末へ向けて完璧に仕上げていくだけだ」
■ホセ・マリア・ロペス(7号車)
「GR010ハイブリッドは好調で、可夢偉が予選で良いラップタイムをマークしハイパーポールへの進出を決めてくれたので、予選セッション残りの時間はテストに充てることができた」
「2回の練習走行も非常に充実したものとなり、決勝レースへ向けて多くの有意義な準備作業を進められた。ここル・マンでのナイトセッションは何度走っても特別な体験で、とても楽しい。ハイパーカークラスでのラップタイムは非常に接近しているが、まだ始まったばかりだし、これから数日間で状況は変わっていくだろう」
■セバスチャン・ブエミ(8号車)
「多くの周回をこなし、慌ただしい一日だった」
「予選は予定していたとおりには行かず、やや時間をロスしてしまった。ハイパーポールに出走するためにラップタイムを残す必要があったが、まさにその時に雨が降ってきたので、タイムを伸ばせなかった」
「そのため、理想的な状況とは言えず、決勝レースへ向けて改善すべき作業が残っている。とはいえ今日も多くの周回をこなしたので、データを見直し、明日はもっと速く走れるようにしたいと思う」
■ブレンドン・ハートレー(8号車)
「フリープラクティス1は順調だったが、予選では我々の車両はやや出遅れてしまい、コースに出た途端に赤旗が出されてしまった」
「そのあと雨が降り始めたため、いいラップタイムを出すことができなかったが、ハイパーポールへの出走条件である最低1周のラップタイムを記録できて良かった」
「ここル・マンでの夜間走行はいつ走っても素晴らしく、アドレナリンが沸き起こって楽しい。まだ改善すべき点がいくつかあり、明日も決勝レースへのセットアップ作業で忙しい一日になるだろう」
■平川亮(8号車)
「今日はとても良い一日で、夜間走行も楽しめました。テストではもっと暗いサーキットを走ったこともあるので、ここル・マンではライトがとても明るく有効だということがわかったのは良かったです」
「コースは昼間と夜では感覚が違い、とても良い経験でした。明日木曜日はもっと距離を走ってル・マンでのGR010ハイブリッドに慣れて、決勝レースへ備えたいと思います」