●セバスチャン・ブエミ
「亮とブレンドンとともに、表彰台の中央に立つという格別な瞬間を味わい、その後の自分を言葉で表すのは難しい。初めて8号車のクルーとしてル・マンに出場した亮とともに優勝できたのは最高だ。彼は本当に素晴らしい走りで、その功績を称えたいと思う」
「チーム全員、そして、我々8号車のクルーも一切ミスすることなく、車両にもダメージを負わず、完璧なレースを戦い抜いた。僕にとってル・マンでの4度目の勝利、また、TOYOTA GAZOO Racingの5連覇を勝ち取ることができ、信じられない気持ちだ。今日達成した偉業を実感するには少し時間が必要になりそうだ」
●ブレンドン・ハートレー
「TOYOTA GAZOO Racingのル・マンでのワン・ツー・フィニッシュを達成できてうれしいよ。ハイパーポールでアタックを担当し、ポールポジションを獲得した時も素晴らしい気分だったけど、決勝のチェッカーを受けたときはさらに最高だった! ル・マンで最後のドライバーを担当しトップでチェッカーを受けたのは初めての体験だったので、フィニッシュラインを越えたときは感無量だった」
「レース中は結果については考えないようにしている。レースは、とくにトヨタにとっては、最後の最後まで何が起こるかわからないからだ。だからこそチェッカーを受けたときにはすべての感情があふれ出し、信じられない気分だったよ」
「亮は本当に良いドライバーで、彼が初優勝を果たせたこともうれしい。我々は皆、彼のことが大好きで、すでに彼は強力なチームの一員だ。また、7号車のクルーとの関係も良く、レースの大半で、素晴らしいバトルを楽しむことができた。バトルの間はずっと全開だったが、彼らにトラブルが発生したあとは、リスクを最小限に抑えて走っていた」
●平川亮
「伝説のドライバーが並ぶ、ル・マンウイナーのメンバーリストに名を連ねることができ、光栄です。正直なところ、まだ夢が叶ったという実感がありません。ずっと接戦で、とくに7号車とは素晴らしいバトルができました」
「私がチームに加わって以来、沢山助けてくれたセバスチャンとブレンドンには本当に感謝していますし、彼らと同じチームでドライブでき光栄でした。TGRのメンバーとして初めてのル・マンでワン・ツー・フィニッシュを飾れたというのも最高ですし、ハードワークを続けてくれたチーム全員に感謝します」
「我々8号車は戦略もピットワークも完璧でしたし、一切トラブルも起こらないレースでした。これ以上のものは望めないと思います」
