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 フェラーリ52号車のフォコは、最後の燃料スプラッシュは必然的なものであったと述べ、レース終盤にあと1回のセーフティカーやFCYが導入されなければ、燃料補給なしでチェッカーには辿り着けなかっただろう、と語っている。

 これは、2021年のモンツァ戦でレースをリードしていた51号車が、燃料補給で優勝を失ったことを想起させるエピソードだ。結果的にフェラーリは2年連続、同じような形で勝利を逃したことになる。

 燃費走行でスティントを伸ばすなど、別の戦略を採ることもできたのではないか、という質問に対して「かなり無理があったと思う」とフォコは返答している。

「どのスティントも同じ周回数を刻んでいたから、結局のところ周回を引き伸ばすのは不可能だった」

「戦略的に僕らはベストを尽くしたが、最後のところに到達するまでに異なる何かをすることはできなかった。最後のスティントの中盤から、レースがクリーンな状態ならスプラッシュが必要だと分かっていた。僕らはFCYやセーフティカーを望んでいたが、それは起こらなかったんだ」

 クラス優勝は逃したものの、AFコルセは母国レースでポジティブな結果を残すことができた、と26歳のフォコは言う。

「最後まで、最大限の力を出し切った」とフォコ。

「スプラッシュが必要だったのは、ちょっと不運だった。だけど、チームの全員は本当にいい仕事をしたと思っている」

「優勝できなかったのでハッピーではないけど、僕らにとっては良いリザルトだったよ」

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