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 一方、リアルチーム・バイ・WRTに破れクラス2位となった38号車JOTAのスティーブンスは、彼のクルマと41号車のピットストップタイムが5秒違ったのは、38号車の給油エラーが原因だったとSportscar365に語っている。

「給油時間が長すぎた。(最後のスティントに向けて)余分に給油されたんだ」とスティーブンス。

「対WRTにおいては非常にタイトな展開になっていたと思う。(仮に首位を守ってコースに復帰しても)大きくリードすることはなく、かなりタイトな戦いになっただろう」

 彼は、JOTAが予選で危険なリリースをしたために降格となった後、後方グリッドから挽回するために、チームが積極的な戦略を選択したことを説明した。

「実際、残り2時間半から3時間といった段階で、僕たちは本当に良い戦略をとっていた。なぜなら、もし完全なグリーンレースが続けば、その時からピットストップが他のチームよりも1回少なく済むことになっていたからだ」

「そのため、僕たちは残り2時間半の時点からフルグリーンのレースを望んでいた。だから、フルコースイエローが出たとき、最後の給油スプラッシュでWRTのマシンと拮抗することは分かっていたんだ」

 スティーブンスは38号車の最終スティントを担当したが、これは当初の予定ではなく、最後の1時間でトラックポジションを維持するために計画が変更されたのだという。

「(当初の計画では)最後の給油のタイミングでタイヤも交換して、アントニオ(・フェリックス・ダコスタ)がチェッカーを受ける予定だったんだ」

「このコースはトラックポジションがすべてだから、1スティント半を終えた時点で、このままではいけないと判断し、計画にはなかった3スティントまで伸ばそうとした」

「最初のスティントではダブルで行くつもりでハードにプッシュしていたのに、トリプル・スティントに切り替えてたので最後は大変だったよ。それでも、何とか(タイヤを)マネジメントして2位でフィニッシュできた」

JOTAの38号車オレカ07・ギブソン 2022年WEC第4戦モンツァ6時間
JOTAの38号車オレカ07・ギブソン 2022年WEC第4戦モンツァ6時間

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