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GPXレーシングのケビン・エストーレは、25日に発表されたポルシェ911 GT3 Rのレトロなカラーリングに合わせ、マルティニにインスパイアされた新しいカラーリングのヘルメットをSNSで公開した。
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フェラーリは29日(金)のパドックで、新型GT3マシンを一般公開する予定だ。フェラーリ296 GT3は4月12日に最初のシェイクダウンを終えており、来年1月のロレックス・デイトナ24時間でレースデビューを果たす。
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ピレリは今週、スパ24時間に向け1万7000本ものタイヤを持ち込んでいる。また150人の技術者、エンジニア、マネージャーなどのスタッフと40台のサポート車両を現地に配置し、1年でもっとも忙しいスポーツカーレースイベントのひとつをコーディネートしている。
イタリアのメーカーは、GTWCヨーロッパとIGTCのシーズンハイライトレースだけでなく、ヨーロピアンGT4やランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパ、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権・バイ・アルピーヌ、さらにフランスF4グリッドにもタイヤを供給している。
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ピレリのサーキット・レーシング・アクティビティ・マネージャーであるマッテオ・ブラガは、オフシーズンのスパの改修によってもたらされた“新たな要素”を強調した。彼は、「新しい路面はグリップを向上させただけでなく、いくつかのバンプを解消し、コーナーやストレートでより高い速度を維持できるようになった」と述べた。
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CMRの107号車ベントレー・コンチネンタルGT3は、プロアマとしてレースウイークをスタートしたのち、ゴールドカップカテゴリーに参戦することが決定している。これは、元ベントレー・ワークスドライバーのマキシム・スーレと契約したことを受けたものだ。既報のとおり、スーレは同じくゴールドランクのアントニン・ボルガ、シルバーのステファン・ルメレ、ブロンズのナイジェル・ベイリーとともに“アートカー”のベントレーをシェアすることになっている。
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CMRのベントレーは、火曜日のブロンズテストにプロアマクラスのステッカーを貼って参加したが、プロアマのクルー条件にはブロンズランクのドライバーが2名必要となる。同チームはイモラとポール・リカールでこのステッカーを貼っていたが、当時ドライブしていたマシュー・デ・ロビアーノは、スパではラインアップから外れている。
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GTWCヨーロッパ・エンデュランスカップの前戦ポール・リカール以降、BoP(バランス・オブ・パフォーマンス)の調整が行われた。スパは南仏のサーキットと同じく、SROが定めるサーキットパターンのA類に分類される。調整によりポルシェ911 GT3 Rは10kgの重量増が決定。また、アストンマーティン・バンテージGT3、アウディR8 LMSエボII、BMW M4 GT3、フェラーリ488 GT3エボ、ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ、マクラーレン720S GT3の各車も最低重量が5kg上乗せされた。
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28日木曜はスパ24時間の公式セッションが計4つ予定されている。最初のひとつは10時50分から12時20分までのフリープラクティスで、続いて16時15分から60分間プレ予選が行われる。20時40分から計4回の予選が実施され、1日の最後には22時20分から23時50分にかけてナイトプラクティスが行われる(いずれも現地時間。日本時間は7時間を加える)。
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平均タイムで争われる予選は15分間のセッションが計4回行われ、この結果によって金曜夜に開催されるスーパーポールの参加者が決定する。





