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投稿日: 2016.04.07 21:25
更新日: 2016.04.07 21:37

現役引退のブルツ、ル・マン24時間では“非公式”リザーブドライバーに就任


ル・マン/WEC | 現役引退のブルツ、ル・マン24時間では“非公式”リザーブドライバーに就任

 昨シーズン限りで現役を引退したアレックス・ブルツが、今年のル・マン24時間耐久レースでトヨタの非公式リザーブドライバーを務めることとなった。

 トヨタの発表によると、今年チームのアドバイザー兼アンバサダーを務めるブルツは、6月18日~19日にかけて行われるル・マン本戦でレギュラードライバー6名のうち、いずれかのドライバーが出場できなくなった場合、代役を務めることになる。ブルツはチームが今季使用するトヨタTS050 ハイブリッドの開発に携わっており、ドライブ経験が豊富だ。

 トヨタ・モータースポーツGmbHでテクニカル・ディレクターを務めるパスカル・。バセロンは「チームのドライバーの誰かに何かが起きた場合、我々はアレックス(・ブルツ)を起用する」とコメントした。

「彼は今季のマシンをドライブした経験が豊富で、その経験を活かしたいと考えている。さらに、彼を加えることで耐久レースでのドライバーローテーションに余裕を持つことができるんだ」

 バセロンは、ブルツのリザーブ起用はあくまで非公式なものであると強調したほか、スチュワードが起用を認めるような不可抗力による事態が発生しない限り、ステアリングを握ることはないと明言している。 


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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