――ランボルギーニがLMDhでWECにデビューする2024年には、LMDhだけではなく、GT3マシンでもWEC/ル・マンに参戦することが可能となりますね。

YN:まず2024年には、WEC/ル・マンへGT3クラスからの参戦を確実に実現しなければならない目標だと思っています。私を応援してくださっているスポンサーのみなさまにとってもル・マンは目標のひとつですし、日本人としてあの世界の舞台へ挑戦とすることは非常に重要だと思いますし、LMGTEからGT3へのレギュレーション変更は、私にはとてもよい転機になると思っています。

――今季のGTWCヨーロッパ・エンデュランスカップ開幕戦のイモラでは、『今年は自分自身にとって勝負の年にしたい』とおっしゃっていましたね。シーズン中盤となりましたが、自分の思うレースができていますか?

YN:開幕戦はBoPの問題もあり、私のドライブする563号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボだけではなく、ランボルギーニ全般として順位を落としてしまい、第2戦ではトラブルで出走できませんでしたが、全体的に見た場合はペースも安定していますし、去年よりは随分とコンディションは良いと思いますのでポジティブに捉えています。しかし、しっかりと目に見えるかたちで結果を残していかなければなりません。

YN:今季はイタリアGT選手権も平行して参戦していますが、そちらは優勝するなど、結果をきちんと出せていますので、それと同様にGTWCの最終戦のバルセロナでは、できるだけ前の方でゴールして、笑顔でシーズンを終えられるようにしたいと思っています。

YN:2017年にサポートレースのランボルギーニ・スーパートロフェオに参戦していた時から、いつかはこの強豪揃いのGTWCヨーロッパの表彰台に立ちたいと願い、目標としていましたので、ぜひその目標を叶えられるように残りのシーズンを頑張りたいと思います。

ランボルギーニのワークスドライバーになることを目標に活動する根本悠生
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