IMSAのトップカテゴリーで5年目のシーズンを迎えることになるデラーニは、「素晴らしい結果を残し、キャデラックがいるべきトップステップに立ち続けることを願っている」とコメント。
「アレクサンダー(・シムズ)は、電気自動車やハイブリッド車に関する多くの経験を持っており、我々のチームに大きなプラスとなるはずだ。新型マシンの開発にはクルマに適応する時間を割いている余裕はない。僕たちはすぐに開発作業を実行に移す必要があり、アレクサンダーはそれを可能にしてくれるだろう」
ブルデーとバン・デル・ザンデはDPiクラスの最終シーズンを前に、今年からチップ・ガナッシ・レーシングのフルシーズンペアとなった。彼らはこれまでに3勝を挙げ、ランキング3位で来週のプチ・ル・マンに臨む。
4人のIMSAフルシーズンドライバーを発表したキャデラックは、ミシュラン・エンデュランスカップで各車に追加される人員を後日アナウンスする予定だ。また、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに投入される1台のドライバーラインアップについても、日を改めての発表となる。
今回発表されたドライバー以外では、アール・バンバーとアレックス・リンが、キャデラックV-LMDhのプレホモロゲーション段階のテストで新型車のステアリングを握っている。
キャデラックのグローバル・バイスプレジデントであるローリー・ハービーは、「新しいGTPクラスは、ここ数十年でもっともエキサイティングな競争を生み出すことになるだろう」と語っている。
「キャデラックV-LMDhに世界トップクラスのドライバーのラインアップが揃うことを楽しみにしており、(その一環として)アレクサンダー・シムズをキャデラックに迎え入れた」
