更新日: 2022.10.17 14:53
2023年ル・マン24時間へ招待される6台が決定。木村武史が参加のケッセル・レーシングも
ELMSで自動招待枠を獲得した6つのチームは、すでに明らかになっている他の3つの自動招待エントリーとともに100周年を迎える2023年のル・マン24時間に参加する予定だ。
デンマークのGMBモータースポーツは、ELMS第5戦スパのサポートレースとして行われたミシュラン・ル・マン・カップでGT3のタイトルを獲得。これによりエントリー権を得たチームは、LMGTEアマクラスにアストンマーティン・バンテージAMRを投入するとみられている。
ジョン・ファラーノは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権LMP2クラスでベスト・ブロンズドライバーに贈られるジム・トゥルーマン賞を受賞し、ル・マンへの招待を受ける予定となっている。同じくIMSAのGT部門ではライアン・ハードウィックがボブ・エイキン賞を受賞。GTEアマクラスへの招待を受ける。
2023年の残りの自動招待枠は、今年度も2月中にコンパクトな4戦制で開催されるAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズで確定する予定だ。中東のドバイとアブダビで開催される同シリーズでは、LMP2とLMP3のチャンピオンにそれぞれ24時間レースのLMP2出場権が与えられ、GT3のチャンピオンはGTEアマクラスでのレースが可能となる。
なお、自動招待枠について例年と異なる事項としては、今年のル・マンにおけるLMP2クラスとGTE-Amクラスの優勝者は、ル・マン補足規定により自動エントリーを保持していることが示されていない。
また、チームは招待枠を獲得できるシリーズで上位を占めた場合でも、2つ以上の自動エントリー権を獲得することはできないことになっている。さらに、この権利は他チームへ譲渡することができず、当該チームがエントリーできない場合、またはエントリーしないことを決定した場合はキャンセルされる。
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