更新日: 2022.11.17 00:04
ポルシェ963のデイトナ参戦はワークス車のみの公算大。カスタマーカーの用意は「非常に難しい」
ローデンバッハは、ウェザーテック選手権用のポルシェ963が2025年まで追加されないかもしれないとの報道がある中で、ポルシェは2024年以降のカスタマーカーの割り当てについて、まだ詳細を詰めていないと述べた。
ポルシェGTの長年の顧客であるパフ・モータースポーツととケリー・モスは、プライベーターキャンペーン用にLMDhを入手することに興味を示している。また、JOTAは早ければ2024年までに、ハイパーカークラスでのプログラムを2台体制に拡大することを目指している。
ローデンバッハは、将来の割り当てについて「まだ決定していない」と述べた。同氏は「今現在、我々は来年に向けて多くのことを推し進めている」と続けた。
「私たちがいつも言ってきたように、2024年にもっとクルマを提供してもいい。需要がどれだけ大きいのか見てみる」
「(最終的に)これが何台になるかは、まだ決まっていない」
同氏はポルシェが顧客プログラムに対して、より選択的なアプローチをとっており、「できるだけ多くのクルマを売る」ことが目的ではないことを強調した。
「もしクルマを売るのであれば、トップチームや、(トップ)ドライバーのラインアップで、レースに勝てるようなチームに参加してもらいたいと考えている」とローデンバッハは語った。
「これは、耐久レースのトップレベルであり、我々がつねに追い求める道だ」
「ポルシェがコースに出れば、そのポルシェが上位でレースができるようにしたい。そのため、チームにできる最善のサポートを提供することにも常に興味を持っている」
「チームにはある程度のレベルが必要だし、ドライバーも必要だ。それらは常にパッケージである。そして、それが我々の哲学なんだ」