体制発表の後、万璃音は「自分を信頼してくれたチームと、今回の契約を結ぶにあたって協力してくださった関係者の皆さんに心より感謝しております。自分にとって新たなチャレンジですが、最高のシーズンとなるように頑張りますし、最初のテストが待ち遠しくて仕方ない気分です」とチームリリースにコメントを寄せた。
チームメイトととなるハンソンは、「新たなシーズンをユナイテッド・オートスポーツと迎えられることを光栄に思う。一昨年、昨年と2位、3位で終えたので、さらに体制的にパワーアップして2度目のタイトルを狙う」とコメント。
2022年はユナイテッド・オートスポーツからWECに参戦したジャービスは、「フィル(・ハンソン)や万璃音と一緒にこのチームに参加できて、非常にうれしく思っている。フィルとは長く良い関係だし、万璃音と一緒に仕事をするのも楽しみだ」と語った。
「自分にとってELMSのフルシーズンに参戦するのは初めてだけど、チームは充分な実績を持っているし強力なチームメイトにも恵まれたので、必ず優勝できると2023年シーズンに対して自信を持っている」
共同オーナーのリチャード・ディーンは、「最高のドライバーラインアップを揃えることができた。ふたたびヨーロピアン・ル・マン・シリーズのタイトルを獲得するために、最善の努力を尽くすつもりだ」と述べている。
なお、ユナイテッド・オートスポーツは姉妹車である23号車オレカ07・ギブソンのドライバーとして、ジム・マクガイア、ガイ・スミス、ポール・ディ・レスタの3名を指名している。また、チーム初のLMP2プロ・アマエントリーとなる一台には、ダニエル・シュナイダー、アンディ・メイリック、そしてネルソン・ピケJr.が乗り込むことをアナウンス済みだ。