サンナは、2024年の開幕戦カタールでランボルギーニがWECデビューする可能性を残している。カタール・ラウンドの日程は確定していないが、シリーズ運営関係者によると2月下旬から3月上旬になる可能性がある。

「目標は第1四半期、つまり2月か3月にスタートすることを意味する」とサンナは繰り返した。

「いずれ分かることだ。それはテストセッションの結果によっても異なってくる。9月か10月頃になれば来年のデビューの時期について、もっとよく理解できるようになるだろう」

 ランボルギーニはこれまでに、ミルコ・ボルトロッティ、アンドレア・カルダレッリ、ロマン・グロージャンの3人のドライバーをLMDhプロジェクトの公式メンバーとして発表している。しかし、サンナはWECとIMSAのレースラインナップはまだ発表していないと述べた。

「ドライバーに関しては、ステップ・バイ・ステップで進んでいくことになる」と同氏。「今年の終わりには、もちろん両プログラムのドライバーラインナップが明らかになるだろう」

 なおサンナは、ランボルギーニのレース部門であるランボルギーニ・スクアドラ・コルセにとって、LMDhの開発プロセスにすべてのファクトリードライバーを参加させることが「基本になるだろう」と付け加えている。

 ランボルギーニの2022年のラインナップは、ボルトロッティ、カルダレッリ、グロージャン、マルコ・マペッリ、サンディ・ミッチェル、ジョーダン・ペッパー、フランク・ペレラ、レオナルド・プルチーニで構成されている。

 ボルトロッティはSportscar365に対し、「この開発段階でできることはすべてやっている」と語った。

「2022年は皆がかなり忙しいスケジュールだったので、そちらに集中していた。開発は続いている。コクピットのデザインや、そういった類のものを話しているんだ」

「それを一歩一歩かたちにしていき、できるだけ早くクルマの準備が整うことを願っている」

ランボルギーニ・ワークスドライバーに就任したロマン・グロージャン
ランボルギーニ・ワークスドライバーに就任したロマン・グロージャン

本日のレースクイーン

菊池ゆうきくちゆう
2025年 / スーパーGT
TWSプリンセス
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年6月号 No.1608

    [特集]レッドブル 角田裕毅
    5つの進化論

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円