ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2023.02.03 16:21
更新日: 2023.02.03 16:47

ランボルギーニLMDh、2024年はWECとIMSAともに1台での参戦に。開発と学習に集中するため


ル・マン/WEC | ランボルギーニLMDh、2024年はWECとIMSAともに1台での参戦に。開発と学習に集中するため

 サンナは、2024年の開幕戦カタールでランボルギーニがWECデビューする可能性を残している。カタール・ラウンドの日程は確定していないが、シリーズ運営関係者によると2月下旬から3月上旬になる可能性がある。

「目標は第1四半期、つまり2月か3月にスタートすることを意味する」とサンナは繰り返した。

「いずれ分かることだ。それはテストセッションの結果によっても異なってくる。9月か10月頃になれば来年のデビューの時期について、もっとよく理解できるようになるだろう」

 ランボルギーニはこれまでに、ミルコ・ボルトロッティ、アンドレア・カルダレッリ、ロマン・グロージャンの3人のドライバーをLMDhプロジェクトの公式メンバーとして発表している。しかし、サンナはWECとIMSAのレースラインナップはまだ発表していないと述べた。

「ドライバーに関しては、ステップ・バイ・ステップで進んでいくことになる」と同氏。「今年の終わりには、もちろん両プログラムのドライバーラインナップが明らかになるだろう」

 なおサンナは、ランボルギーニのレース部門であるランボルギーニ・スクアドラ・コルセにとって、LMDhの開発プロセスにすべてのファクトリードライバーを参加させることが「基本になるだろう」と付け加えている。

 ランボルギーニの2022年のラインナップは、ボルトロッティ、カルダレッリ、グロージャン、マルコ・マペッリ、サンディ・ミッチェル、ジョーダン・ペッパー、フランク・ペレラ、レオナルド・プルチーニで構成されている。

 ボルトロッティはSportscar365に対し、「この開発段階でできることはすべてやっている」と語った。

「2022年は皆がかなり忙しいスケジュールだったので、そちらに集中していた。開発は続いている。コクピットのデザインや、そういった類のものを話しているんだ」

「それを一歩一歩かたちにしていき、できるだけ早くクルマの準備が整うことを願っている」

ランボルギーニ・ワークスドライバーに就任したロマン・グロージャン
ランボルギーニ・ワークスドライバーに就任したロマン・グロージャン


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