GT3のコンセプト車両は、トヨタのパフォーマンス・サブブランドである『GR』の名で発表されたが、ウィルソンはモータースポーツにおける高級ブランドのDNAを継承するために、レクサスブランドと統合される可能性に期待を寄せている。

「ブランド戦略については、まだ検討中だ」とウィルソン。

「レクサスがあり、GRがあり、トヨタがある。私としては、(新型GT3に)レクサスがあればいいなと思う」

「(レクサスRC F GT3プログラムの開始時に)私に聞くとすれば、私の成功の定義は、レクサスの基礎を築き、100年前からレースをしているブランドと競争することだった」

「我々の会社にとって重要なのは、長期的なコミットメントだ。パフォーマンスを本物の特性として確立するためには、ブランドのDNAに本当に浸透させるために何十年も確実にレーストラックに居続ける必要がある。たが我々は、たった6、7年でその針を動かしてしまった」

「トヨタであれ、レクサスであれ、GRであれ、我々の文化は販売店を幸せにし、彼らが受け入れることのできる製品を提供することにある」

「我々のレクサスディーラー、そしてジェフ・バル(シニア・モータースポーツ・マネージャー)と彼のチームが過去数年にわたり行ってきたことは、前例のないことだった」

「デイトナ24時間での我々のレクサス・レーシング・エクスペリエンスには、全米からレクサスディーラーたちが集まってきた。彼らはこれを受け入れてくれたんだ」

「6、7年前、我々は絶体絶命だった。しかし、我々がディーラーやファンを巻き込むために行ったことを、非常に誇りに思っている。なぜなら、それによってこのブランドの認知度が急速に高まったからだ」

2023年デイトナ24時間でマイク・コンウェイがステアリングを握る、バッサー・サリバンの14号車レクサスRC F GT3
2023年デイトナ24時間でマイク・コンウェイがステアリングを握る、バッサー・サリバンの14号車レクサスRC F GT3

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