更新日: 2023.04.15 21:39
FP3はハートレーの8号車が最速。フェラーリが7号車トヨタとの間に割り込む/WECポルティマオ
LMP2クラスは、ガブリエル・オーブリーのドライブで1分34秒265を記録した10号車オレカ07・ギブソン(ベクター・スポーツ)がFP2に続きクラス首位に立った。これに対して1000分の2秒差で41号車オレカ(チームWRT)が肉薄。同じくチームWRTの31号車オレカが1分34秒497で3番手となった。
実質オレカ07のワンメイクである影響もあり“激戦区”である同クラスでは、8番手までがトップとコンマ5秒差に収まっており、当該ポジションの9号車オレカ(プレマ・レーシング)は10号車から+0.409秒だった。
4メーカーのGTEカーが激突するLMGTEアマクラスはフェラーリがワン・ツー。その中で54号車フェラーリ488 GTEエボ(AFコルセ)が1分40秒426でクラストップとなった。2番手は0.364秒遅れた83号車フェラーリ488 GTEエボ(リシャール・ミル・AFコルセ)だ。
クラス3番手は今季“跳ね馬”からポルシェに鞍替えしたアイアン・デイムスの85号車ポルシェ911 RSR-19で、タイムは1分40秒899。その後方にアイアン・リンクスの60号車が並び、木村武史組57号車フェラーリ488 GTEエボ(ケッセル・レーシング)がトップ5に入った。
星野敏/キャスパー・スティーブンソン/藤井誠暢組777号車アストンマーティン・バンテージAMR(Dステーション・レーシング)は、33号車シボレー・コルベットC8.R(コルベット・レーシング)のひとつ後方でクラス12番手となっている。
WEC第2戦ポルティマオの予選日はこのあと15時30分(日本時間23時30分)から公式予選が行われる。この予選は今シーズンよりフォーマットが変更されており、各クラス15分の走行枠でタイム計測を実施する。出走順はLMGTEアマ、LMP2、ハイパーカーの順だ。