このオンライン・コミュニティのサポートにより開発されたマシンは、CFDや設計・シミュレーションなどもウェブ上で完結。エンジンには既存のカスタマースペックとなる4.4リッターのジャッドDBV8を使用し、現状の最低重量は870kgを想定している。
さらにオプションとして、フロント部分に独自に開発した運動エネルギー回収システム、KERSの搭載が可能。全輪駆動のハイブリッド車両としてLMP1-Hへの参戦を可能としている。


ペリンは「ジネッタもLMP1車両の供給を発表したが、我々も独立した組織として競争力のある全輪駆動のプロトタイプモデルを設計、構築できることを示したかった」と語る。
「WECに心からの関心を寄せている人々に、新たな選択肢が提供できるはずだ」
