Kazushi Nakano / autosport web

 撮影が終わると、ドライバーの皆さんはピットへと戻ります。NASCARガレージ56プロジェクトのピット前では、ジェンソン・バトンさんが談笑中。本当に笑顔が絶えなかった印象です。

 そのバトン様、我々メディアがここぞ! と写真を撮りまくっているのに気づくと、さりげなくサングラスと首から下げていたクレデンシャルを外してくれます。ありがたや。こういうところまで気が回るのが、さすが世界王者だなと。

 プレスルームに戻ると、入り口付近でリエットのプロモーションが! ル・マンはリエットが名産なのですが、これは本当においしかったです。朝から歩き回って疲れた身体に、ほどよい塩分も沁みますね。

 プレスルームで仕事をしていると、あっという間にピットウォークの時間。この大混雑のなか、ピットストップチャレンジが行われるのです。各チームのピット前はものすごい人だかりですが、人々が群がっていたのはそこだけではありません。

 こちら、大人気スポットの“日陰”です。照りつける太陽、暑かったですねぇ。

 その後は再びファンビレッジへ。水素村で、怪しげなベールを被るマシン(かなりバレバレですが……)を写真に収めます。

 NASCARブースも探訪。ガレージ56枠で1台しか出場していない割には、大掛かりなブースだな、と思っていたら、翌朝に度肝を抜く展開が待ってました……。

 さて、夕方。もうひとつの記念写真、『全車撮影』の時間が始まります。どのカテゴリーでも見られる風景ではありますが、マシンを並べるのは想像以上の“大仕事”なのです。各チームのメカニックさんは最終コーナー寄りのゲートからマシンを入れ、上り坂となっている1コーナーに向かって押していきます。

 先頭の高所作業車にいるスタッフからの指示を無線で受け、地上スタッフが細かい位置を調整していく、というやり方。

 最前列はこのとおり。早々にマシンを並べ終わったチームスタッフは、周囲の日陰で休んだり、他チームのスタッフとおしゃべりしたり、マシンの写真を撮ったりと、ユルい空気が流れます。

 フェラーリは当初、ルーフ上にこれを載せて登場。ガレージ内での作業中に、ハイブリッドの電気関係が安全であることを周囲に知らせるためのものかと思われますが、このあと無事にスタッフの手によって取り除かれ、撮影に臨んでいました。

 あまりに暑過ぎたのか、ミシュラン・タワーの電光表示もバグり気味?

 すみません、仕事も溜まっていたので、完成を待たずして現場を離脱してしまいました。完成形はオフィシャル写真でお楽しみください! 

 というわけでこの日は2万歩オーバー。なかなか疲れましたよ。翌日からはいよいよ(ようやく?)レースウイークの走行が始まります。
(続く)

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