更新日: 2023.06.30 19:57
ドライからウエットに、雨の予選でプロカー13台がSP進出逃す。ブロンズ・ポルシェが首位/スパ24時間
スーパーポール進出圏内の20番手までにはAFコルセの51号車フェラーリ296 GT3をはじめ、公式テストで好調だったアウディスポーツ・チーム・コムトゥユーの11号車アウディR8 LMSエボII、同じくアウディ陣営のシェラー・スポーツPHXの17号車、K-Paxレーシングの6号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2の計4台が入っている。
一方、ディフェンディングウイナーであるアコーディスASPチームの88号車メルセデスAMG GT3は23番手グリッドからのスタートが決定した。また、バレンティーノ・ロッシを擁すチームWRTが走らせる2台のBMWも21番手、22番手でハイパーポール進出を逃している。
ランボルギーニのワークスドライバーたちが乗り込んだアイアン・リンクス63号車は、アンドレア・カルダレッリがQ2でアクシデントに見舞われた影響でQ3への出走が叶わず。予選を69台中62番手で終えることとなった。カルダレッリは、SROモータースポーツ・グループのピットレーンTVレポーターに対し、次のように語った。
「最後のラップを走っているとき、前を走っていたアウディがターン15でスピンしたんだ。僕をそれを避けたけど運悪くブラインドコーナーだった」
「WRTのBMWが後ろからぶつかってきたと思う。彼はかなり速いスピードで突っ込んできた。(63号車には)パワーステアリングに問題が出ていると思う。何と言えばいいのかわからない。クレイジーなセッションだった。コンディションも良くなかったしね」
スーパーポールには、ブロンズカップから7台、シルバーカップ3台、ゴールドカップは2台、プロ・アマ1台、そしてプロクラスからは7台が出走する。プロ以外のカテゴリーのチームは、シュートアウトに参加するドライバーを指名することが可能だ。
今大会のポールポジションを決定する“最終予選”スーパーポールは、30日金曜の15時35分(日本時間22時35分)開始予定となっている。