ポリカンは、ASPがGT3プログラムをGTWCヨーロッパからWECに切り替えた場合に、ティムール・ボグスラブスキーの継続起用を検討していることを明らかにした。
現在アコーディスASPチームで、スプリントカップとエンデュランスカップの両方でランキングリーダーとなっているボグスラフスキー。彼は2019年からフランスのチームに加わり、近年はメルセデスAMGのワークスドライバーであるマルチェッロとともにGT3プログラムの中核を担ってきた。
ポリカンは、このロシア人ドライバーがFIA国際自動車連盟から現在与えられている“シルバー・グレーディング”を維持するのであれば、WECでの起用を「確実に検討する」と述べた。
「私にとっては、彼がシルバーのままでいてくれればWECで非常に良い戦力になるだろう」
「なぜなら、彼のパフォーマンスとそれをマネジメントする方法を見れば、彼がGTで最高のシルバードライバーのひとりであることが分かるためだ。今や彼はGTワールドチャレンジで大成功を収めている」
「だから、もしWECに行くなら彼をラインアップに加えたいと考えているが、可能性としては五分五分だろう」
「というのも私は、彼がGTワールドチャレンジのシートを探していることも知っているからだ。先ほども言ったように、このふたつを両立させるのが難しいのは明らかだ。とくに最初のシーズンではね」
「もしWECに行くチャンスがあるなら、まず我々がやらねばならないことは1月の初めにコンテナを持って準備し、カタールに行くことだ」
