Q2(7分間)は午後2時30分に開始。セッションスタート前から各車ピットレーンで待機し、コースイン後はお互いに前車との空間を伺いながらのアタックが開始された。まず石浦 宏明(P.MU / CERUMO ・ INGING)がトップに立つと、チームメイトの国本がこれを塗り替え、Q2はセルモ・インギング勢が1-2に。Q1でトップと快調な中嶋一貴が3番手で続いた。

 Q1で中嶋一貴に続くタイムをマークしていた関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は、デグナーでスピンを喫しながらもかろうじて8番手に入り、Q3進出。
 一方、この8番手関口とは僅かコンマ2秒ほどの差で、ルーキーのヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と久しぶりのスーパーフォーミュラ復帰となった大嶋 和也(SUNOCO TEAM LEMANS)は共にこれまでのコースレコードを更新するタイムをマークしながら12,13番手でQ3進出ならず。同じくルーキーながらQ2進出を果たしたニック・キャシディ(KONDO RACING)もタイムを伸ばせず、14番手でグリッド確定となった。

 午後2時47分に開始されたQ3(7分間)では、国本が1分35秒997と、今大会の予選で初めて35秒台に入れたが、直後に中嶋一貴が更にタイムを詰め35秒907をマーク。このタイムを破るものは現れず、中嶋一貴が従来のレコードを1秒以上更新する新コースレコードで、自身通算5度目となるポールポジションを獲得。0.09秒という僅差で国本は2番手。トヨタエンジンが最前列グリッドに並ぶこととなった。

 午前中のフリー走行で非公式ながら35秒台をマークしていた石浦はトップと0.111秒差で4番手。関口が6番手、これまでのコースレコードホルダーであったアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)は7番手から明日の決勝に臨むこととなった。

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