投稿日: 2024.11.09 21:27
更新日: 2024.11.10 17:26

PONOS NAKAJIMA RACING 2024スーパーフォーミュラ第8戦鈴鹿 レースレポート


スーパーフォーミュラ | PONOS NAKAJIMA RACING 2024スーパーフォーミュラ第8戦鈴鹿 レースレポート

2024年11月9日(土)
スーパーフォーミュラ第8戦予選・決勝
鈴鹿サーキット

予選結果
#64:6番手
#65:3番手

決勝結果
#64:7位
#65:リタイア

概要
・最終大会の1レース目となる第8戦
・予選は2台揃ってQ1を突破し、Q2では山本が6番手、佐藤が3番手
・決勝は3番手からスタートを切った佐藤はスタートで2番手に浮上し順調にレースを進めていたがタイヤ交換時のトラブルでリタイア
・6番手スタートの山本はピットインのタイミングが結果的にはポジション下げるかたちとなり7位フィニッシュ

コメント
総監督:中嶋悟

「予選はふたりとも頑張っていいポジションを得ることができました。決勝では、佐藤はいい走りをしていたところ、ピット作業ミスでレースを終えてしまいました」

「山本については、ピットのタイミングで数台前にいかれてしまい悔しい結果となりました。明日が今シーズン最後のレースになるので、誰も悔いが残らないレースになるよう全員でベストを尽くしたいです」

監督:伊沢拓也

「佐藤選手はフリー走行の流れから予選に向けてどんどん良くなっていく方向でした。赤旗が出たことも僕たちにとってはいい風が吹いたし、Q2でもいい走りで3番グリッドを獲得してくれました」

「レースも落ち着いて進めていたなかで、彼にとってはおそらく今年一番いい流れだっただけに、チーム側の作業ミスでリタイアという結果になってしまったことは、監督として本当に申し訳なく思っています。ドライバーの先輩としては、こういう場面はやっぱり出てくるので、気持ちを切り替え、明日は今日以上に集中してレースに臨む、そういう切り替えができたらいいなと思っています」

「山本選手に関しては、レースペースが想定より厳しく序盤に少しポジションを落としてしまい、ピットのタイミングも結果的には順位を下げる形になったので、その判断はチームとしては失敗だったと反省しています。セカンドスティントはペースも悪くなかったとは思いますが、表彰台に上がれた開幕戦のときのようなスピードがなかったのは正直なところです」

「2台揃って予選ではいい状態だったので、明日は今日の分もしっかりと取り返し、ふたりが気持ちよく終えられるシーズン最終戦にしたいです」

PONOS NAKAJIMA RACING 2024スーパーフォーミュラ第8戦もてぎ レースレポート
2024スーパーフォーミュラ第8戦&第9戦鈴鹿 山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)

#64:山本尚貴

「昨日のフリープラクティスはトップで終えることができましたが、あの時のラップタイムと比べて予選では1秒近くタイムが上がりました。1秒速く走るには、クルマの全体的なパフォーマンスのレベルをもう少し上げないといけなかったかなという感じです。今日の予選をみんな経験したので、明日は周りもさらに調整してくるとは思いますが、1分36秒台の前半ないし35秒台のタイムを視野に入れて改善していかないとと思っています」

「フリープラクティスの結果が良かっただけに身動きが取れなかった部分もあるし、6番手でチームメイトにも負けてしまい悔しさはありましたが、決勝で追い上げられるポジションではあったので切り替えて頑張りました。ただ決勝も劣勢で、ずっと耐えるレースになってしまいました」

「チームメイトもピットでのアクシデントがあったし、自分もポジションを落としてしまったので、今日はチームとしてはあまりいい日にはなりませんでしたが、明日はシーズン最終戦で、僕自身も最後のレースになるので、最後やり切って悔いなく、気持ちよく終えたいです」

「いつもどおりの状態でレースに臨むことを心掛けてはいましたが、今までにないぐらい、僕を直撃してくるような強くて温かい応援の力をたくさん感じて、頑張る活力になりました。明日は僕も感情が溢れてしまうと思いますが、走り出したらやっぱり行くしかないし、いつもどおり「いいレースをしたい」という、今はもうそれだけです。明日はチームのみんなといい仕事をして、笑顔で終えられたら最高です」

#65:佐藤蓮

「フリープラクティスからそれほど悪い調子ではなく、今日も予選のQ1に向けては朝のコンディション変化に合わせてセット確認をしながら進めていきました。赤旗が出たことでユーズドタイヤでのアタックにはなりましたが、3番手で突破できたし、Q2に向けてのアジャストもうまくいって3番グリッドを確保することができました」

「スタートでひとつポジションを上げた後、トップにはついていけませんでしたが3番手の牧野選手とのギャップも広げることができて、彼にリアクションする形でピットに入ったのですが、ピット作業でミスがあり、リタイアになりました」

「上位で走るレースが今季は少なく、開幕戦の鈴鹿と前戦の富士ぐらいでしたが、そういった位置で戦うなかでの緊張感は、ドライバーはもちろんチームのメカニックにも生まれるものです。常にその位置にいることでそういった緊張感のなかで戦えるようになるし、ミスもなくなってくると思うので、チームともよく話し合い、明日に向けて準備して、最終戦を優勝で終えられるように頑張ります」

※明日(10日)は第9戦の公式予選が9時15分から行なわれます。


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