投稿日: 2024.11.10 23:40
更新日: 2024.11.10 23:42

PONOS NAKAJIMA RACING 2024スーパーフォーミュラ第9戦鈴鹿 レースレポート


スーパーフォーミュラ | PONOS NAKAJIMA RACING 2024スーパーフォーミュラ第9戦鈴鹿 レースレポート

2024年11月10日(日)
スーパーフォーミュラ第9戦予選・決勝
鈴鹿サーキット

予選結果
#64:9番手
#65:4番手

決勝結果
#64:6位
#65:5位

概要
・今シーズン最終戦となる第9戦
・公式予選は昨日に続き2台揃ってQ1突破し、Q2では山本は9番手、佐藤は4番手
・決勝レースは2台とも早めのピットインを選択し、最後まで落ち着いた走りで山本は6位、佐藤は5位フィニッシュ

コメント
総監督:中嶋悟

「最終レース、山本がいいスタートを見せてくれ、その後もよく頑張って2台ともポイントを獲得してくれました。これが今の我々チームの実力だと思いますが、昨年に比べるとチームランキングを上げることができたことは少しホッとしています」

「1年間いろいろなことがありましたが、無事にシーズンを終えることができ、日頃から応援してくださる皆さまに大変感謝しています。来シーズン以降も頑張っていきますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします」

監督:伊沢拓也

「予選ではふたりともQ2に進出してくれました。佐藤選手は、昨日の分までは取り返すことはできませんでしたが、ドライバーとして高い集中力でレースに臨んでくれましたし、メカニックも2回のタイヤ交換ともにいい仕事をしてくれてました。山本選手も、最後まで諦めずにいい走りを見せてくれました。最高の締めくくりにさせてあげることはできませんでしたが、最後の1周まで悔いなく走ったというのは伝わってきて、本当にお疲れさまでしたという労いと、感謝の気持ちを伝えたいです」

「チームとして、作戦面では昨日の反省を踏まえていい判断はできたと思いますが、優勝したドライバーには全くポテンシャルが届いておらず、現状僕たちに勝てる力が備わっていないことも痛感した一戦でした。シーズンオフのテストから、来年に向けてもっといい準備をして、ドライバーランキングもチームランキングも今年以上の成績を残せるよう、みんなで力を合わせてやっていきたいです。今シーズンも最後まで応援ありがとうございました」

PONOS NAKAJIMA RACING 2024スーパーフォーミュラ第9戦鈴鹿 レースレポート
2024スーパーフォーミュラ第8戦&第9戦鈴鹿 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)

#64:山本尚貴

「予選では、Q1でトップタイムを出すことができ、最後に意地を見せられたかなと思っています。Q2もポールポジションを狙って頑張りましたが、力及ばず9番手だったのは悔しかったです。決勝レースはスタートでポジションを上げることができたし、ピット作業ではチームにも助けられて早く出ていくことができました。最後は6番手にポジションを上げてゴールできたので、チームの皆さんに感謝しています。最後はリヤがきつくてかなりペースは落ちましたが、それでも最後まで諦めず、蓮とふたりで絶対にポイントを持ち帰るんだ、いい形でシーズンを締めくくるんだと思って頑張ったので、ふたりで5位、6位と揃って入賞できて本当に良かったです」

「本音を言えば最後に蓮に負けたのは悔しいですが、チームとしていい形で終えることができたと思うし、いいフォーミュラドライバー人生でした。昨日のレースは、蓮は本当に悔しかったと思います。そういう意味では、今日のレースで表彰台に上がれずリベンジはできなかったかもしれませんが、昨日の彼のコメントから、チームを引っ張っていく存在という自覚と覚悟が見えて、頼もしい選手になったなと感じました。彼であればこのチームを引っ張っていけると思うので、僕はここでフォーミュラを降りますが、彼とこのチームのこれからの活躍を願っています」

「ナカジマレーシングで走ったのは5年間ですが、トップフォーミュラに乗るドライバーとしてのキャリアのスタートと終わりをこのチームで迎えることができて感謝しています。中嶋悟監督にはたくさんのことを勉強させてもらい、15年もトップフォーミュラで走らせてもらい、本当に感謝しかありません。15年間、応援していただいて本当にありがとうございました」

#65:佐藤蓮

「予選に関しては昨日ともまたコンディションが違っていて、Q1は結構ギリギリの通過という感じでしたが、Q2に向けては64号車のフィードバックもあって、うまく合わせることができました。トップタイムには遠かったですが、2、3番手とは0.1秒も差がないところでの4番手は、悪い位置ではなかったと思います」

「決勝は初日の専有走行から改良したセットアップで臨み、序盤のペースはそれほど悪くはなかったものの、福住選手にスタートで先行されたことで苦しい展開になりました。11周目にピットインしましたが、アンセーフリリースの兼ね合いもあって少し遅れるような形になり、そこでトラックポジションが決まってしまったかなという思いがあります。太田選手の速さにはついて行けるような感じではありませんでしたが、福住選手や野尻選手のペースには負けてはいなかったので、そこはポジティブにとらえています」

「ただ、表彰台の一角に絡むところには届いていますが、優勝するにはポテンシャルとして足りていない部分もあると感じたレースでした。それでもシーズンの最終戦としては、2台揃っていいレースができたので、チーム全体としてポテンシャルを出し切れたかなと思っています。今シーズン、たくさんの応援をありがとうございました」

※PONOS NAKAJIMA RACINGへのたくさんのご声援をありがとうございました。


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