2025年4月20日(日)
SUPER FORMULA第4戦予選・決勝
モビリティリゾートもてぎ
予選結果
#64:6番手
#65:14番手
決勝結果
#64:12位
#65:9位
概要
・もてぎでの2レース大会の2レース目となる第4戦
・予選はフラガが2番手でQ1を突破し、Q2では6番手
・佐藤はQ1で7番手となり惜しくもノックアウト
・決勝は1周目でタイヤ交換をしたフラガはタイムが伸び悩みながらも9位フィニッシュ
・タイヤ交換のタイミングを引っ張った佐藤はピット作業が手間取りポジションを落とし12位フィニッシュ
総監督:中嶋悟
「ピットミスで順位を落としてしまいドライバーには申し訳ないことをしてしまいました。レースのプランは両方ともまずまず……というところだっただけに非常に悔やまれます」
「これを引きずらず、ここでしっかりと改善したうえでオートポリス戦を迎えられるよう、準備をしていきたいと思います。今大会もたくさんのご声援をありがとうございました」
監督:伊沢拓也
「イゴール選手は昨日に引き続き非常にいい予選ができました。ただレースは昨日と比べるとペースが悪かったです。そのあたりは、このクルマとレースの難しさが出たと感じています。日が変わる、距離が変わる、いろいろな部分で、良かれと思ってセットアップを変える。そういうなかで、何かがほんの少しずれるだけで、前日は表彰台に乗ったとは思えないようなレベルになってしまうところにこのレースの難しさがあると思います。イゴール選手はいい経験も悪い経験もできたと思うので、そういった意味では非常に満足できる週末で終えることができました」
「佐藤選手に関しては、予選は振るわなかったのですが、前回のレースを含めていろいろと考えた結果として採った作戦がうまくはまりました。彼自身のペースも良く、ポジション的には4位を狙える状態だったのですが、ピットストップのミスで足を引っ張ってしまい、非常に申し訳なかったです。昨日から佐藤選手に流れがなかったなかで、彼自身の力でいい走りを見せていたということに関しては良かったのですが、ドライバーに迷惑をかけてしまうようなことがチームとして続いているので、何とか立て直す必要があると思っています」
#64:佐藤蓮
「予選は、思っていたところにクルマの状態が来なかったというところで、ポテンシャルが引き出せませんでした。Q2に行けていればもっと上位に行けた自信はあったので、非常に悔しいです。決勝は、戦略としては最初にセーフティカーが入ったときにはステイアウトすると決めていました」
「今日はチーム2台揃ってペースに苦しんだ部分があり、そんななかでも何とか維持して走っていて、チームからのインフォメーションで5~6番手争いをしているぞという認識で、ここから勝負というところだったのですが、ピット作業でロスがありポジションを逃しました。ミスは仕方のないことですが、昨年から続いていることなので、改善しないといけないと強く感じています。オートポリスに向けて、持っているポテンシャルは高いものがあると思うので、それを引き出せるようにチームと話し合っていきたいです」
#65:イゴール・オオムラ・フラガ
「昨日に比べて気温や路面温度が低くなることで、もう少しグリップが出るんじゃないかと見越して、それを想定して攻めたセットアップにしたのですが、それが裏目に出てしまいました。Q1では結構いいところにいたので、Q2に向けて路面状況を想像しながら、その想像に合わせたドライビングで行ってみたら、グリップせずにアタックラップがまとまらなかったという印象です。そこで0.1~0.2秒ぐらいロスしてしまったのはもったいなかったです。ただ、6番手スタートは決して悪いポジションじゃないとも考えました。決勝は、序盤のペースが上がらず、ポジションを落としてしまったのが痛かったです。週末を通して考えると、全体的にはポジティブな内容だったと思います」
「クルマに対してもさまざまな経験を積むことができましたし、僕にとって初めての表彰台も獲得しました。2レース目は苦戦していたなかでポイント圏内に止まれたことは悪くないと思っています。ここで得られた経験を次に生かして、オートポリスでももっとパフォーマンスを上げられるように、引き続き努力していきます」
※次戦は5月17日・18日にオートポリスで開催されます。