更新日: 2017.05.31 15:18
ホンダ 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レース2レポート
全日本スーパーフォーミュラ選手権 第5戦 in 岡山国際サーキット
2017年5月28日(日)
Race2で#15 ピエール・ガスリー選手が7位初入賞
最後尾から11台抜きの#16 山本尚貴選手は8位入賞
天候:晴れ/コースコンディション:ドライ
気温:27℃(14時00分時点)
路面温度:41℃(14時00分時点)
5月28日(日)、岡山県美作市の岡山国際サーキットにて、2017全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第2戦のRace2が開催されました。
岡山国際サーキットの上空は快晴となり、強い日差しが照りつけて気温と路面温度は上昇しました。今大会は2レース制で、本日午前9時20分からはRace2の公式予選がノックアウト方式で行われました。
まずQ1では、#15ピエール・ガスリー選手(チーム無限)が7位、#41伊沢拓也選手(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)が8位、#64中嶋大祐選手(ティーシーエス・ナカジマ・レーシング)が9位につけて、10位までが出走できるQ2へ進出しました。
そのQ2の結果、ガスリー選手が5番手、伊沢選手が7番手、中嶋選手が10番手のスターティンググリッドにつきました。
続く決勝レースでは、51周の間に4輪のタイヤ交換が義務づけられており、そのタイミングについて各チームの戦略が分かれることとなりました。
午後2時28分、決勝のスタートが切られました。5番手スタートのガスリー選手は好スタートを決めて順位を上げようとしましたが、1コーナーに向けて並びかけた先行のマシンに進路を阻まれる形でコースからはみ出し、逆に順位を落としてしまいました。ここでガスリー選手は1周目にピットインし、タイヤ交換義務を果たす作戦を選びました。
ガスリー選手以外にもレース序盤でタイヤ交換を行ったマシンが続きましたが、逆にタイヤ交換を遅らせる戦略をとった#16山本尚貴選手(チーム無限)は、予選でスピンを喫して最後尾スタートだったにもかかわらず、5周目には6番手、6周目には5番手まで順位を上げました。
一方、タイヤ交換を序盤に済ませた選手の中では伊沢選手が健闘、10番手につけて周回を重ねます。タイヤ交換を遅らせた山本選手は、4番手に上がった31周目にピットインを行いましたが、そこまで集団につかまらずによいペースで走ることができていたため、9番手でレースに復帰することができました。
首位を走る選手以外がタイヤ交換を済ませていた35周目の段階では、伊沢選手が5番手、ガスリー選手が8番手、山本選手が9番手につけていました。
ところが、レースも終盤にさしかかろうという38周目、それまで快調に走行していた伊沢選手が第2コーナーでコースアウト、レースを終えてしまいました。これを機にセーフティーカーが入り、全車隊列を組んでの走行となりましたが、残り9周となる43周目でレースが再開されました。
しかし、その後の周回では順位が変わることはなく、ガスリー選手が初入賞となる7位、山本選手が11台抜きとなる8位でフィニッシュし、シリーズ第2戦を終えました。