スーパーフォーミュラ:P.MU/CERUMO・INGING 第6戦SUGO 決勝レポート
ドライバー/#1 国本雄資
「スタートは動き出しも良く、もっとポジションを上げられそうだったのですが、行き場がなく2つしか上げられませんでした。でも、ここで2つでも前に出たことで戦略の幅も広げられたし、良かったと思います」
「常に前にクルマがいたので、ダウンフォースが抜けて本来のペースではなかなか走れなかったのですが、前がクリアになってからはすごく速かった。ここまで決勝中のペースに苦しんできましたが、新しく持ち込んだセットがレースに対してとても強かったです」
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「安定して走れる速さはありましたが、残念ながら予選ではそれを合わせこむ時間がなかったので、その部分を詰めていくことが鈴鹿までの課題だと思います」
ドライバー/#2 石浦宏明
「スタートは普通に操作をしたのですが、なぜかクルマが動き出すまでにタイムラグがあり、順位を下げてしまいました。それがなければもっと違った展開にできたと思いますが、セーフティーカーも出ませんでしたし、6位まで挽回するのがやっとでしたね」
「ファステストラップは獲りましたし、ペースはダントツに良かったので、それを活かせなかったのは悔やまれます。ただ、昨年のSUGOはノーポイントに終わり、それを克服しようと臨んだ今日のレースで、チームとしてクルマとタイヤの使い方をしっかり見直して手ごたえをつかめたことは、大きなプラスに感じています」
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「ランキングポイントは詰められましたが、勢いをつけることができたレースでした。最終戦では思い切った勝負をしていきたいです」
監督/立川祐路
「石浦はとてもペースが良かったのですが、スタートでポジションを下げてしまったことが影響しました。ただ最低限の挽回はできましたし、最終戦をポイントリーダーとして迎えることができます」
「ほとんど差はない状態ですが、なんとか守り切ってタイトルを獲りたいですね。国本も、他のクルマに引っかかってしまうレースにはなりましたが、ペースは良かったです。鈴鹿では2台揃っていい結果を残し、シーズンを締めくくりたいと思います」
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総監督/浜島裕英
「2台揃ってドライバーズタイトルの可能性を残し、チームランキングでもトップを守っています。最後まで諦めずに走った結果なので、今日のレースは今後に向けてもいい糧になったと思います。鈴鹿決戦では、まずはいい勝負をして、タイトルを勝ち取りたいと思います」
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