
エンジンの感触はよくなったかと聞かれ「間違いなく『イエス』だ」とアロンソが述べたとcrash.netが伝えている。
「その答えには疑いの余地があってはならない。なぜなら去年のスタート地点ではトップチームとのパワーやパフォーマンス差があまりにも大きすぎたからね。だからマシンのすべてにおいて改善してきた」
「空力面においてはかなり革新的で新しいパーツが取り入れられている。少なくとも僕らのマシンにとってはということだけど。他チームはそのアイデアを過去に採用していたかもしれないが、僕らにとっては全く新しいものだ」
今年勝つことが可能かという質問についてアロンソは難しいと示唆してはいるものの、今年のマクラーレンのシャシーが他より優れたものになる可能性は十分あると述べた。
「(勝てるかという質問に)イエスと答えたいけれど、メルセデスの優勢は変わらない。彼らはかつてないほど、過去2年間以上に強くなるかもしれない」
「勝つというのは簡単なことではない。でもチーム、そして僕らがこの2カ月に達成したことを心から誇りに思っている」
「目標はベストのマシンを作ることだ。ベストのシャシーを作るというのは達成可能なことで、ヨーロッパラウンドまでに実現できる可能性は十分ある。モチベーションは高いよ。魔法のような解決法があるわけじゃない。それでも競争力をつけて、何か重要な結果を目指して戦いたい」
新車のパフォーマンスが低ければチームから去るといううわさについて聞かれ「そういううわさには本当に驚いている」とアロンソが述べたとf1iが伝えた。
「でも毎週、何かしらうわさはあるからね。シーズンオフが数週間、数カ月続くと、想像力を働かしたニュースが生み出される、危険な傾向が出てくる。でもテストが始まったから、もうこういうウワサが出てこないんじゃないかな」
翌24日にはジェンソン・バトンが再びステアリングを握る。