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 全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦富士で、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は2位表彰台を獲得。優勝したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)との激闘を振り返った。

■中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S):決勝2位

 1コーナーで2台、前が消えて、その後J-P(デ・オリベイラ)が飛び出して、知らない間にトップに立っていました。

 セーフティカー(SC)が出る前まではこちらの方がペースが良くて、2番手のJ-Pを引き離すことができたんですけど、SCが出るちょっと前くらいからJ-Pとの力関係が変わって来たかな、と思っていたとこでSCが入って、SC後もその傾向は変わらず、最後の20周くらいはJ-Pの方がペースが良くなってきたので、非常に苦しいレースになりました。

 オーバーテイクボタンを使いながら何度か抑えていましたが、残り5周くらいのところで何とか堪えたかったのですが、抜かれてしまいました。ただ、今シーズンはこれまでいいレースができていなかったので、今回の結果は今後浮上していく、いいきっかけになったと思っています。

 選手権のポイントも全員近いところにいるので、今日が開幕戦だと思って戦っていきたいと思います。今シーズンは僕もル・マン24時間で相当ツイていなかったですけど、J-PもスーパーGTなどで相当、ツイていなかったので、さっきふたりでツイていない選手権になったね」と、話していました(笑)。

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