
関口とロッテラーの2台がハイペースで逃げる後ろで、野尻以降は接近した状態となる。しかし5周目、3番手を走っていた野尻が突然スロー走行。トラブルか、そのままピットへ戻るとガレージにマシンを収めてしまった。
メカニックたちは懸命に修理を試み、また野尻もコクピットから降りずに待機していたが、コースへ復帰することは叶わず、リタイアとなった。
この直後には、オリベイラが90度コーナー付近でトラブルからか、突如ペースダウンすると、そのままピットイン。チームはステアリング交換などを試みるが、トラブルを解消できずにリタイア。オリベイラはマシンを降りるとグローブを地面に叩きつけ、怒りを露わにしながらガレージ奥へと向かっていった。
12周目を過ぎたあたりから、ルーティンのピット作業を行うチームが現れはじめるが、ピット作業でトラブルが多発した。