更新日: 2019.05.01 01:19
B-Max Racing with motopark 2019スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 レースレポート
レッドブル・ジュニアのルーカス・アウアーがデビュー戦7位、B-Maxwith motoparkチーム創立以来の初ポイントを奪取!
国内主要カテゴリーのすべてに参戦するB-Max Racing 株式会社(本社:神奈川県綾瀬市:代表取締役宮田雅史)は、世界的に注目を集めている国内トップフォーミュラである全日本スーパーフォーミュラ選手権に、B-Max Racing with Motoparkとして本山哲監督のもと、2台体制で参戦します。
ゼッケン50号車はRedBull SF19/HONDAを使用し、ドライバーにはレッドブル・ジュニアドライバーである、ルーカス・アウアーを起用。ルーカス・アウアーは元F1ドライバー、ゲルハルト・ベルガー氏の甥にあたります。ゼッケン51号車は、GOLDEX TAIROKU RACING SF19/HONDAを使用し、新進気鋭のハリソン・ニューウェイを起用します。ハリソン・ニューウェイは、今年からHONDAがF1でPUを供給するRed Bull Racingのテクニカルデザイナーでもあるエイドリアン・ニューウェイ氏のご子息でもあります。
オフシーズンのテストで着実にデータを収集し、日本側とヨーロッパ側のエンジニアが一丸となってセットアップを進めてきた2台のマシンが、いよいよこの鈴鹿で開幕戦を迎えました。
金曜日のフリー走行ではミディアムタイヤを装着するルーカス・アウアーが好調で、一時はトップタイムをマーク。最終的に1分38秒950で8番手となりました。一方、ソフトタイヤを装着したハリソン・ニューウェイは1分38秒551で5番手タイムをマーク。予選に向けての課題をチェックすることができました。
土曜日朝のフリー走行では、ルーカス・アウアーが1分39秒169で17番手、ハリソン・ニューウェイが1分39秒694で19番手につけました。チームは2台のマシンでそれぞれ異なるセットアップを試し、短い時間のなかで決勝に向けて多くのデータ収集に励みました。
予選は思わぬ展開になりました。セッション開始早々クラッシュするマシンが出て赤旗中断。再スタートを切るものの、再び単独クラッシュが発生し2度目の赤旗が出されます。セッションは残り10分ほどで再開されましたが、今度はハリソン・ニューウェイがスプーンカーブで攻めすぎてハーフスピンしたところに後続車が突っ込んでしまうアクシデントが発生し、再び赤旗。ハリソン・ニューウェイのマシンは損傷が激しく、この時点で予選を断念し17番手グリッドが確定しました。