更新日: 2019.06.25 17:46
B-Max Racing with motopark 2019スーパーフォーミュラ第3戦SUGO レースレポート
レッドブル・ジュニアのルーカス・アウアーが歓喜の3位入賞で、B-Max with motoparkチーム創立以来のポディウムフィニッシュ!
国内主要カテゴリーのすべてに参戦するB-Max Racing株式会社(本社:神奈川県綾瀬市:代表取締役宮田雅史)は、世界的に注目を集めている国内トップフォーミュラである全日本スーパーフォーミュラ選手権に、B-Max Racing with motoparkとして本山哲監督のもと、2台体制で参戦しております。
ゼッケン50号車はRed Bull SF19/HONDAを使用し、ドライバーにはレッドブル・ジュニアドライバーである、ルーカス・アウアーを起用。ルーカス・アウアーは元F1ドライバー、ゲルハルト・ベルガー氏の甥御さんにあたります。
ゼッケン51号車は、GOLDEX TAIROKU RACING SF19/HONDAを使用し、新進気鋭のハリソン・ニューウェイを起用。ハリソン・ニューウェイは、今年からHONDAがF1でPUを供給するRed Bull Racingのテクニカルデザイナーでもあるエイドリアン・ニューウェイ氏のご子息でもあります。
オフシーズンのテストから着実にチームとして進化し続けるB-Max with motoparkですが、鈴鹿の開幕戦ではアウアーが7位入賞を果たし、チーム創立以来の初ポイントを獲得しました。そして続く第2戦オートポリスでは、雨の予選でアウアーが5位を獲得、決勝では11位完走と連続入賞はなりませんでしたが、安定した走りを披露しました。
ニューウェイは予選10番手タイムをマークしたものの、赤旗を出した原因となりベストタイムを抹消され、19番手スタート。スタートでストールしてしまったことで勝負の権利を失い、充分な速さはアピールしたものの、17位完走に終わりました。
チームは第3戦に向けて可能な限りの努力を続け、開幕2戦で発覚した問題点の解決とテクニカル面での向上を図り、スポーツランドSUGOに向かいました。金曜日のフリー走行は気温19度と低めのなか、アウアーが10番手、ニューウェイが14番手といまひとつセットアップに満足がいかない状況でした。データをもとに夜遅くまでセットアップに関する議論が続き、エンジニアたちが対策を施しました。
土曜日朝のフリー走行は、前夜からの雨が路面の一部を濡らしていたこともあり、ウエット宣言が出されるなかで実施されました。20台が1秒以内の僅差という接戦のなか、ニューウェイが15番手、アウアーが18番手と再び苦戦を強いられます。
そして迎えた予選では、スポーツランドSUGOのコース幅を鑑み、予選Q1が抽選でA,B二組に分けられ、それぞれ上位6台が予選Q2へ進出するという方式が取られました。予選A組ではニューウェイが見事な走りを見せQ1突破。そして予選B組ではアウアーが序盤からハイペースでトップタイムをマークし、最終的に2番手で通過したのです。B-Max Racing with motoparkのメンバーに自信が漲った瞬間です。