更新日: 2019.07.22 11:09
GOLDEX RACING TEAM with B-Max motopark 2019スーパーフォーミュラ第4戦富士 レースレポート
GOLDEX RACING TEAMのハリソン・ニューウェイ、第4戦はウエット路面にタイヤが合わせきれず、苦戦の末16位完走を果たす
システム/アプリケーション開発事業やマルチ決済ソリューション事業の革新技術で日本の未来を創造するGOLDEX株式会社(本社・東京都品川区代表取締役社長 坂本和也)は、昨年のマカオGPに引き続き、今年はアジアF3選手権および全日本スーパーフォーミュラ選手権においてB-Max with motoparkをスポンサードし、GOLDEX RACING TEAM with B-Max motoparkとして全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しております。
チームはこのたび7月13日~14日に静岡県・富士スピードウェイで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦にハリソン・ニューウェイを起用して参戦いたしました。
開幕戦から非凡な速さを見せているルーキー、ハリソン・ニューウェイは、金曜日に実施されたフリー走行ではドライ路面で2番手につける好調ぶりをみせ、予選、決勝に期待を抱かせました。
梅雨前線の影響により雨が振ったり止んだりの不安定な天候となった週末は、土曜日の朝のフリー走行はかろうじて曇り空のもと、気温20度、路面温度26度というコンディションでドライ路面での走行となりました。
ハリソン・ニューウェイは予選、決勝に向けてのテストプログラムを順調にこなしましたが、タイム的には1分23秒702と振るわず、18番手に終わりました。
午後、予選開始1時間前から雨が降り出し、予選は完全なウエット路面での戦いとなりました。予選Q1からウエット宣言が出されました。予選Q1は開始直後に1台のマシンがストップして赤旗中断。20分間のフルタイムを持って再開とされました。
15時から開始された予選でコースインしたハリソン・ニューウェイはレインタイヤがまったくグリップしないとエンジニアに訴えますが、短いセッションのなかでセットアップ変更を試みるも大幅な改善は見られず、残念ながら予選Q1敗退となりました。
日曜日も天候は安定せず、決勝レーススタート直前に雨があがり、一瞬はドライ路面でのレースへの期待を持たせましたが、最終的にはスタートセレモニーのあいだに雨が降り出し、全車ウエットタイヤを装着してのレースとなりました。
セーフティカー先導でレースのスタートが切られ、3周目にセーフティカーがピットに戻って実質的なスタートが切られました。16番手でスタートしたハリソン・ニューウェイは、しばらくポジションキープのまま走行を続けます。8周目に前を行くチームメイトを激しいバトルの末にパスし、11周目には14番手までポジションを上げました。
42周目、ハリソン・ニューウェイは予定どおりのピットイン。しかし前戦同様、マシンの給油口から漏れたガソリンが引火して大きく火が出てしまい、一瞬消火作業に手間取りましたが、無事再スタート。ポジションを落としはしましたが、タイヤが温まると自己ベストを更新しながら、トップグループと遜色ないペースでの走行を続けました。
レースは予想に反して大きな波乱もなく、55周で争われる予定だった決勝は、95分間の制限時間を迎えてしまい、53周目が最終ラップとなってそのままチェッカー。最終的にハリソン・ニューウェイは16位完走という結果に終わりました。GOLDEX Racing Team with B-Max motopark は今大会の反省をふまえ、万全の体制で第5戦ツインリンクもてぎを目指します。