更新日: 2016.09.29 11:57
TEAM 無限 スーパーフォーミュラ第6戦SUGO レースレポート
■山本尚貴選手コメント
土曜日の予選ではメカニックのゴーサインでピットを出ました。その後、ファストレーンを走るクルマを見てメカニックが止めようとしてくれたんですけど、すでに僕の視界から外れたところにいたので進んでしまいました。最終的な責任は確認をしなかった僕にあります。
決勝ではスタートは良かったんですがブレーキングで思った以上にダウンフォースが抜けてしまってオーバーランしてしまいました。
また、エンジン側ではちょっとスピードが足りないという症状を抱えていました。セーフティーカーが入ったタイミングでマップを切り替えたりもしましたが改善されず、リスタートで無理をしてブレーキをロックさせてタイヤにフラットスポットを作り、それからはつらいレースになってしまいました。
最終戦に向けては、開幕戦の鈴鹿は速かったから当然その仕様が頭にはあるものの、本当にそれでまた最終戦の鈴鹿を速く走れるのかという迷いもあります。タイトルは可能性がある限りはあきらめたくないんですが、今はタイトルを争うようなスピードではありません。
最終戦はチームもぼくも得意としているサーキットなので、タイトルのためにというよりも自分自身の自信を取り戻すためにも上位で闘いたいし、願わくは2連勝したいと思っています。
■手塚長孝監督コメント
予選結果については、何の弁解もできません。クルマは1セット目の新品タイヤの走りを見て、上位に行けそうな手応えがあったので残念ですし、悔しいです。
迷惑をかけた方、応援して下さっている皆さんには本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
決勝に関しては、あまり奇抜な作戦を実行できる規則ではないので、速くて強い車に仕上げる事が大前提でした。しかし前にクルマがいると抜けないし、辛い状況に陥ったままレースを終えてしまいました。ポイントを取れなかったことについても弁解の余地がないので、最終戦で結果を出してみなさんに恩返しするしかありません。
最終戦は得意の鈴鹿で2レース制です。やってきた事を信じ、また模索して前進していきます。そしてみなさんの期待に応えたいと思います。
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