アレックス・パロウ(4位)
「気温が高かったため、難しいレースになってしまいました。予選では難しいコンディションのなか、うまくタイヤをマネージメントできて2戦連続のポールポジションが獲れました。しかし、上位がわずかな差だったので決勝はたいへんだろうと覚悟していました」
「レーススタートでトップに立って、当初はいい感触でしたが、5周を過ぎた頃からタイヤのデグラデーション(性能低下)が激しくなって、思うようなペースで走れなくなりました」
「ソフトタイヤからミディアムタイヤにチェンジしましたが、状況はあまり変わりませんでした。でもチームはすばらしい仕事をしてくれて状況はどんどんよくなってきています」
「そういう意味では4位フィニッシュという結果は悪くはなかったと思います。岡山での第6戦に向けて、チームとともにもっとがんばって備えます」
福住仁嶺(5位)
「ソフトタイヤで引っ張って順位を上げ、ミディアムタイヤにつなぐという戦略を選択したのですが、思いのほかペースが上がらず、前半は苦しい展開になってしまいました」
「前に近づくとダウンフォースが抜けてまた間隔が開いて、という繰り返しに陥ってポジションを上げられませんでした。その結果、結局5位でレースを終えました。ピットインのタイミングも結果的に外れてしまい、速さだけではなく戦略面でもうまく戦わないと表彰台には乗れないと痛感しました」
「でも着実にポイントを獲得してランキング上位に並んでいます。今の状態で満足してはいけないのですが、自分は確実に成長できていると実感していて、流れは悪くはないと思います」

