更新日: 2021.04.05 11:38
TCS NAKAJIMA RACING 2021スーパーフォーミュラ第1戦富士 決勝レポート
2021年4月4日(日)
SUPER FORMULA 第1戦決勝
富士スピードウェイ
決勝結果
#1:6位
#64:2位
■決勝概要
・2番手スタートの64号車大湯は2位表彰台獲得
・昨年第6戦からの3戦連続表彰台
・16番スタートの1号車山本は序盤で8番手まで挽回したが、ピットインでロスがありポジションを下げる
・そのロスを取り返す懸命の追い上げを見せ6位フィニッシュ
■コメント
総監督:中嶋悟
「難しいコンディションでしたが、優勝した野尻選手が速かったということに尽きるという内容でした。我々の2名のドライバーもよく頑張ってくれ、開幕戦から揃って完走、そしてポイント獲得と次戦に向けての弾みをつけられたと思います。大湯の表彰台も立派でしたが、山本についてはピット作業のミスを見事に取り返してくれ流石だと感じました。次戦もチームで協力して、精一杯頑張っていきます。たくさんのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願いいたします」
#1:山本尚貴
「厳しいポジションからのスタートでしたが、何があっても諦めないというのが僕の信条にしていることです。とはいえ、それにちゃんと応えてくれるクルマがなければ成り立ちません。今日は決勝レースのペースも良かったと思いますし、もう少し前のポジションからスタートしていれば、もっといい結果を得られたのではと思うと悔しいですが、最低限のリカバリーはできたと感じています」
「スタートを含めたレース序盤で、うまく状況判断をしながらポジションを上げていくことができました。タイヤ交換のタイミングも、エンジニアさんがとてもいい判断をしてくれた結果、この結果を得ることができました。次への励みになるような前向きになれるレースができました。次戦の鈴鹿は僕自身一番得意としているサーキットなので、今回の内容をもう一度整理して、次はこのクルマを一番前に持っていけるように頑張ります」
#64:大湯都史樹
「昨シーズンから3戦連続で表彰台に上がることができました。もちろん、昨年最終戦の富士が2位だったので今回は優勝をと狙ってはいましたが、一番の目標は表彰台に上がることだったので、その目標を確実にクリアできたことは良かったです。一旦トップに立った後、野尻選手にかわされてしまう前からペースが厳しく、その状況を考慮してくれたチームが、とてもいい判断でピットに呼んでくれました」
「レースの終盤は何が何でもトップを獲ろうとプッシュした結果ファステストラップも記録できたので良かったです。昨日の予選から野尻選手は常に素晴らしいポテンシャルを発揮していました。僕も、シリーズを戦う上ではもっと頑張らなければと思いましたし、チーム一丸となって次のレースに向けて準備をしていきたいと思います」
※次戦は4月24日・25日に鈴鹿サーキットで行われます。