更新日: 2021.04.25 20:10
TCS NAKAJIMA RACING 2021スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿 決勝レポート
2021年4月25日(日)
SUPER FORMULA 第2戦 決勝
鈴鹿サーキット
決勝結果
#1:8位
#64:10位
決勝概要
・快晴のもと行われた第2戦
・3番グリッドスタートの大湯はスタートで大きくポジションダウン、10位フィニッシュ
・10番グリッドスタートの山本は粘り強いバトルを展開し8位フィニッシュ
コメント
総監督:中嶋悟
「山本は予選より順位を上げることができ、粘り強いレースができたと思います。大湯については、スタートの失敗が大きく尾を引いてしまい、厳しいレースになってしまいました。まだ2戦ですが、ふたり揃ってポイントを獲得できるレースが続いているので、この先もこれを継続して、さらに上を目指して頑張っていきたいと思います。今回もたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました」
#1:山本尚貴
「スタートは良かったのですが位置取りがうまくなく、前をふさがれてポジションを上げきれなかったのは残念です。今回は純粋にスピードが足りず、戦略は良かったですがそれを活かしきることができない、うまくいかないレースでした。最終ラップでは、1周前に坪井選手がオーバーテイクシステム(OTS)を使っていたので、最終ラップでは僕が有利になることに気づいていました」
「僕のOTSは残り85秒ありましたから、追いつけるところまで行けるだろうと思っていましたが、最後は抜き切れなかったです。野尻選手が2連勝してリードを広げられてしまいました。僕もチームも頑張っていますが、ここから先に向けて、さらにひと踏ん張りしないといけません。チャンピオンを獲るためには、残りのレースを全部勝つぐらいの気持ちで次戦以降にも臨みます」
#64:大湯都史樹
「スタートでエンジンストールしてしまったことが今回の結果の最大の要因です。動き出しまでは良かったのですが、かかった瞬間にエンジン回転が落ちてストールした感じでした。スタートしてからは、思っていたよりはペース良く、戦えるぞという感触もありましたが、一列状態のなかではなかなか抜くことができず、もどかしいレースでした」
「OTSで相手を抜いても、こちらが使えないときには相手に分があってまた順位が戻ってしまうという、ドライバーにとっては歯がゆい展開もありましたが、ファンのみなさんには楽しんでいただける場面があったかと思います。そんななかで、少しでも順位を上げてポイントを獲る位置までリカバリーできたことは良かったと思っています。今回は、持っていたポテンシャルを発揮しきれない展開になってしまったので、次戦はきちんとそれが結果につなげられるように頑張ります」
※次戦は5月15~16日にオートポリスで行われます。