現在のダ・コスタにとっては、フォーミュラEがメインのプログラムだが、2016年のF3マカオGPで二度目の優勝を飾ったことにより、“異なるフォーミュラ”へのシリーズ参戦の道も開けたようだ。

彼は、今シーズンのスーパーフォーミュラ参戦が噂されている。このカテゴリーでは今シーズン、マクラーレン・ホンダでF1フル参戦デビューを飾るストフェル・バンドーンが参戦していたほか、昨年のGP2チャンピオン、ピエール・ガスリーの参戦もささやかれている。
ダ・コスタは、自身がスーパーフォーミュラへの関心をアピールしたことにより複数のチームから誘いを受けたと明かし、関心を寄せている理由は「F1参戦を睨んでいるからではない」と述べた。
「あるとき(レッドブルの)ヘルムート・マルコが僕にこう言ったんだ。『君はレーシングドライバーだ。良いマシンがあったら、それに飛び乗るのさ』とね」
「くわえて、マカオでの決勝前にあるチームのボスが接触してきて、僕にスーパーフォーミュラ参戦への興味はあるか? と聞いてきた。もちろん僕はもう一度多くのビッグネームを相手に、パワフルなマシンを走らせることへの興味をもっている」と明かした。
「いつだって競争力の高いマシンで激しい走りをする覚悟はできている。ほかにもふたつのチームが僕の思いに気づいてアプローチしてきたけど、そちらの可能性は低いと思っている」
「なりゆきを見ていく必要はあるけど、ぜひスーパーフォーミュラでレースをしてみたいね!」