投稿日: 2022.08.22 18:35
席巻の予選から一転、ドライの決勝で苦戦したNAKAJIMA勢「あの作戦には意表を突かれた」【第8戦決勝あと読み】
Kazushi Nakano / autosport web
2レース制で行われたスーパーフォーミュラ第7・8戦の週末、金曜日の専有走行での大湯都史樹のトップタイム奪取に始まり、土日に計6セッション設けられた予選のうち4セッションで最速となったTCS NAKAJIMA RACING。
ウエットコンディションとなった土曜の第7戦では山本尚貴がポール・トゥ・ウインを飾り、日曜の第8戦でポールポジションを獲得した大湯にもその再現が期待されたが、ドライ路面かつ高気温で迎えた決勝では、好ペースを見せることができず、5位という結果に。日曜は山本も予選8番手、接触によるペナルティも受けた決勝では16位と振るわなかった。
チームとして“完全復活”かと思われた土曜から、状況が一転してしまった日曜日。いったいTCS NAKAJIMA RACINGに何が起きていたのか。
■“抑えたペース”が維持できなくなった大湯都史樹
「熱中症気味なので、座ってもいいですか」
レース後のミックスゾーンに現れるなり、大湯はそう言って近くの椅子に座り込み、メディア対応を行った。