そして、この第7戦オートポリスを前にTGR TEAM WedsSport BANDOHにはひとつの嬉しいことがあった。それは9月に行われた日本レースクイーン大賞2023コスチューム部門で、チームを応援するWedsSport Racing Galsが2013年、2016年に続く史上最多となる3度目のグランプリに輝いたことだ。
もちろんこの嬉しい知らせは坂東監督も知っている。ちなみに、TGR TEAM WedsSport BANDOHのファンならお気づきかもしれないが、前回のコスチューム部門グランプリを獲得した2016年は、チームが第7戦タイで涙のGT500初優勝を飾った年でもある。坂東監督はそのことも思い出しながらファンに感謝の言葉を続けた。
「3度目のコスチューム部門グランプリを獲得したということで、これがまた偶然にも、前回グランプリを獲得したのが2016年なので7年ぶりなんです。これは僕らが2016年のタイで優勝して、今年の第3戦で7年ぶりに優勝した年数と同じなんですよ」
「もちろんメンバーは違います。けれど、チームとレースクイーンを応援してくれるファンのみなさんに、こういったかたちで表彰してもらうことは、チームとスポンサーとして本当にありがたいなと思っています。やっぱり、どのカテゴリーでも、どの人でもそうですけど、結果が出ているということは、彼女たちが努力した結果です」
「応援してくれたファンとともにコスチューム部門のグランプリを獲得することができたという部分では、僕のスローガンでもある『日本で一番多いファンを持っているチーム』にするという目的に彼女たちは貢献してくれたと思うので、非常に感謝しています」
ちなみに坂東監督が2023年のWedsSport Racing Galsのコスチュームで好きなところは「透けているところ」だという。もちろんこれはイヤらしい意味ではなく、今年のコスチュームは基本スタイルこそ霧島聖子さん、日南まみさん、南真琴さんの3人で同一のものだが、生地の面積や大きさが微妙に異なっているとのことで「彼女たちひとりひとりのコメントが反映されている」という部分でも好印象とのことだ。
チーム初となるシーズン2勝目、そして最終戦に向けてランキング上位に浮上するべくレースを戦う“爆走坂東組”ことTGR TEAM WedsSport BANDOH。チームの一員であるWedsSport Racing Galsのレースクイーン大賞コスチューム部門グランプリ獲得の勢いにのせて、チーム一丸となって第7戦オートポリスの勝利を狙う。


