更新日: 2023.11.06 23:03
スバル/STI 2023スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート
スーパーGT第8戦もてぎ
予選順位:4番手
決勝順位:10位
Team Ranking:7位
Driver Ranking:8位
2023.11.04 - SUPER GT 第8戦 もてぎ・予選
SUBARU BRZ GT300 セットアップに手こずりながらも予選4番手を獲得
2023年スーパーGTシリーズ第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の公式予選が11月4日(土)に行なわれ、SUBARU BRZ GT300は予選4位を獲得しました。土曜日の朝、もてぎリゾートはやや冷え込みもあり濃霧に覆われましたが、タイムテーブルに変更はなく、予定どおりに公式練習が始まりました。
いつものように山内英輝がセットアップを始めますが、路面温度は低く様子を見ながらの走行になります。徐々にコンディションは回復し、セットアップの煮詰めに入りますが、バランスはいいものの周りのマシンが速く、BRZ GT300は伸び悩みます。公式練習だけにとどまらず、FCYテストの時間まで使ってセットアップの変更を試みます。公式練習でのタイムは全体7位というタイムでしたが、FCYテストでは全体トップタイムをマークしました。
小澤正弘総監督に聞けば、最終戦はサクセスウエイトをすべて降ろしているため、ジオメトリーの変更も必要になっていたといいます。そのため、公式練習終了後、サスペンションのセットアップを変更し、FCYテストの時にマッチングさせ予選に臨んだということでした。
Q1予選はA組で井口卓人が走ります。井口は2周のアタックラップを予定しコースインします。ウォームアップに3周を使い4周目、5周目にアタック。井口はアタック最初のラップで、朝の公式練習で記録した山内のタイムを上回り、1分47秒303をマーク。A組6番手でQ1予選を通過しました。
続くQ2予選は山内英輝が挑みます。慎重にウォームアップしながらクリアラップを作っていき、4周目にタイムアタックをします。ポールポジションを狙う山内は、一気に1分45秒台までタイムを縮めますがトップタイムに0.3秒届かず、ポジションは4番手でした。
●小澤正弘総監督
「精一杯やりました。ポールポジションを取るために準備してきたのですが、周りも速く、届きませんでした。3コーナーでブレーキ制御系の煮詰め不足が少し出てしまい、マシンが暴れたので、そこでのロスも影響してしまいました。明日は4番手からのスタートなので、前の3台にしっかりついていき、後続を引き離す展開になればと思います」
●山内英輝
「率直に悔しいです。でも、午前中からのセットアップ変更がうまくいったのでこのポジションが取れました。明日は2列目からのスタートなので、攻めていくだけです。ピットでの給油時間はライバルより長くなるので、コース上でどれだけタイムを稼げるかで決まるので、頑張って走ります」