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投稿日: 2016.04.16 16:47
更新日: 2016.04.16 16:58

LEON RACING、参戦4年目で悲願のスーパーGT初優勝


スーパーGT | LEON RACING、参戦4年目で悲願のスーパーGT初優勝

2016年シーズン開幕戦で念願の初優勝!!
2016 AUTOBACS SUPER GT
Round.1 IN OKAYAMA 300km RACE

4/9(土) 公式予選14:50〜
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:24°C 路温:36°C

GT300クラスのエントリーの大半を占めるGT3車両の多くが今季より新型車両を投入しており昨年より競争が激化することが予測される。前日降った雨の心配をよそに、小春日和となった岡山国際サーキット。新型Mercedes AMG GT3を擁し、K2R&D LEON RACINGの2016年シーズンがいよいよ始まる。

午前中の公式練習はドライコンディション。事前に行われた公式テストで得たデータを基に造り込まれたLEON CVSTOS AMG GTは走り出しから快調にタイムシートを駆け上がる。JAF-GT車両やマザーシャーシとは違い、セットアップ可能箇所に多くの制限のあるGT3車両で、一つの変更に対する感度や反応を確認、チェックを行っていく。黒澤選手により叩き出されたタイムはコースレコードの1’26.330。まだ手探りの部分も多いなか、戦闘力の高さを見せることが出来たチームは、予選に向け士気が上がる。

公式予選Q1 14:50〜15:05
路面状況はドライコンディション。LEON CVSTOS AMG GTの初の予選アタックは、黒澤選手に託された。ゆっくり、丁寧にタイヤを温め、27台もの車両がなだれ込むコースで、アタックのタイミングを伺う。4周目に1’27.071のベストタイムを出し6番手。その後もタイムは縮まる余裕を感じたが、電子制御に違和感を覚えた黒澤選手はピットイン。エンジニアに状況を詳しく伝え、蒲生選手へバトンを繋ぐ。結果は8番手、Q2進出を決めた。

公式予選Q2 15:35〜15:47
Q2に進出した14台により、2016シーズンを象徴するかのような激しい予選が始まった。予選開始から5分経過したころ、LEON CVSTOS AMG GTは、地元岡山県出身、蒲生選手の渾身のタイムアタックによりコースレコードをさらに更新する1’25.624を記録しトップへ。会場を沸かせる。このとき2番手の#25のタイムは1’25.799。

蒲生選手はMercedes AMG GT3の高いポテンシャルを感じ、さらにアタックを続行するも、他車が絡むなどベストタイムを更新することは難しいと判断し5周目にピットイン。終了時間も近づき、このままトップを守り切れるかと思われたが、#25がラストアタックで1’25.586を記録し逆転されてしまう。その差は0.038秒。明日の決勝は2番手からのスタートとなった。

LEON CVSTOS AMG-GT
LEON CVSTOS AMG-GT

予選を終えて・決勝への意気込み
溝田監督・・・
チームとして初めてのポールポジションが見えていただけに悔しいです。明日のレースでこの悔しさを晴らしたいです。

黒澤選手・・・
走りだしから車の調子もバランスも良く、練習もトップタイムが出すことが出来ました。Q1で電気系トラブルがありましたが、Q2では解決して蒲生選手が頑張って良いタイムを出してくれました。この流れのまま勝つことにこだわって走ります。応援よろしくお願いします!

蒲生選手・・・
岡山のテストの時に良いセッティングが見つかっていたので走りだしから良かったです。Q1は車両トラブルがあったけどQ2ではトラブルが解決して1周まとめて走ることができました。明日のレースもミスなく走りきりたいです。


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