更新日: 2023.11.29 04:21
“ベスト”でも足りない、試された真の強さ『2023-2024 スーパーGT公式ガイドブック総集編』12月1日(金)発売
2023年の年明け早々、ホンダは2024年のGT500車両がシビック・タイプR-GTになることを発表。それはすなわち、NSX-GTのラストシーズンになることを意味していた。5月には、ミシュランがGT500の活動を休止すると表明し、7月には立川祐路が「今季限りの引退」を宣言。それぞれが有終の美を飾りたいラストシーズン。だが、勝負の場は、スーパーGTはそれほどあまくない──。筋書きのないドラマを1冊にまとめたGTファン必携のイヤーブック。『2023-2024 スーパーGT公式ガイドブック総集編』(auto sport臨時増刊)が12月1日に発売される。
GTを愛し、GTに愛された最速ランナーの立川祐路。型破りな技術挑戦を23年間続けてきたNSX-GT。特殊なパターンのウエットタイヤで雨のレースを圧倒したミシュラン。スーパーGTの功労者が2023年シーズンを最後に表舞台から去る。褪せることのない、記憶と記録を振り返る。
勝負の世界で、毎戦完璧にまとめ上げるのは容易いことではない。2023年は多くのチームがトラブルやアクシデントでポイントを失った。力を出しきっても、ベストを尽くしても、それを超えてくるライバルがいる。試されたのは真の強さ。それを備えていたのがau TOM’S GR Supraだった。
2023年シーズンのGT500チャンピオンカー、au TOM’S GR Supraをスタジオ撮影。サーキットでいつも見ている姿とは一味違う、美しき雄姿を独占撮り下ろし。au TOM’S GR Supraの“真の強さ”を感じられる走りを収めた、A1サイズ特大ポスターの特別付録つき。
2023年シーズン、GT500クラスで採用された非化石燃料のカーボン・ニュートラル・フューエル(CNF)。従来のハイオクガソリン同等まで出力変換効率とパワーの水準を回復させたという、TOYOTA GR Supra GT500、Nissan Z GT500、Honda NSX-GT、それぞれの技術力に迫る。
2021年に続き、2度目のGT500チャンピオンとなった坪井翔。2023年、スーパーフォーミュラとの2冠を達成した宮田莉朋。開幕前から“トヨタ最強コンビ”と注目され、その期待と責任を自覚して最高の結果で応えたふたりの独占インタビュー。ここでしか読めない、本音を収録。
シーズン前半はポイントを獲り合う大混戦となったGT300クラス。しかし、そこから埼玉トヨペットGB GR Supra GTとmuta Racing GR86 GTが抜け出し、一騎打ちの最終決戦へ。そして“白星の価値、黒星の意味”が勝敗を決した。チャンピオンインタビュー、ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2解説も掲載。
ほかにも、GT500/GT300全チームシーズンレビュー、各ラウンドのリザルト&ミニレポートなども掲載。2024年シーズンは、ホンダがCIVIC TYPE R-GTを投入、メーカーの垣根を越えたドライバー移籍の噂も聞こえてくる。新たな変化に備え、あらためて2023年シーズンの戦いを振り返ってみてはどうか。『2023-2024 スーパーGT公式ガイドブック総集編』の詳細と購入は三栄オンラインサイト(https://shop.san-ei-corp.co.jp/magazine/detail.php?pid=13037)まで。