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投稿日: 2017.04.08 17:30
更新日: 2017.04.09 01:11

スーパーGT第1戦岡山:GT500予選は2度の赤旗でレクサス自滅、ARTA NSXがポール獲得


スーパーGT | スーパーGT第1戦岡山:GT500予選は2度の赤旗でレクサス自滅、ARTA NSXがポール獲得

 12分間のQ2もGT300の影響で開始が遅れ、曇り空の中、16時15分からスタート。Q1同様にウエット宣言は出されているが、GT300のQ2でレコードタイムが出ている状況から、依然として路面への本格的な影響は及んでいないようだ。実際、GT500のQ2セッションが開始したものの、8台のマシンは開始から2分半ほどは動かずにコースインを待っている。

 残り9分半〜8分というところで各車コースイン。最初にタイムらしいタイムを刻んだのはARTAの小林崇志で、残り3分頃に1分20秒604をマークした。

 そしていよいよ各車のタイムアタック本格化というところで、auの中嶋一貴が最終コーナー前でコースアウトし、タイヤバリヤに接触。セッションは残り2分で赤旗中断という波乱に見舞われてしまう。

 auの直後では同じレクサス陣営がアタック中で、ZENTの立川祐路、KeePerの平川亮といったところが最速ペースでタイムを更新中。赤旗直後に一度はタイムシートにZENTのトップが表示されたが、これらのアタックは赤旗中のアタックと見なされ無効に。

 この時点での順位はトップにARTA、2番手にWAKO’Sの大嶋和也、3番手からはMOTUL NSXの中嶋大祐、KeePer、ZENT、au、KEIHINの小暮卓史、WedsSportの国本雄資。1分20秒台はトップ2だけで、3〜8番手のタイムはまだ1分23〜28秒台の試走レベルだ。

 セッションは残り3分と発表され、16時35分に再開された。一部のコースカメラには水滴も見られる状況となっているが、auを除く7台がコースインし、最後のアタックに臨む再開後のインラップ、バックストレートに入るところでMOTUL NSXがスローダウンしてストップ。再度の赤旗が提示されることに。

 残りは50秒ほどあったが、Q2はこのままセッション終了となり、ARTAの小林がGT500復帰初戦でポールポジションを獲得することとなった。トップ8のタイム順位は上記したままだが、3番手のMOTUL NSXと6番手のauの扱いについては正式結果は待つ必要があり、暫定色が強い終了結果となっている。

その後、正式結果が発表され、MOTUL NSXとauは赤旗の原因を作ったためQ2のタイム抹消となり、MOTUL NSXが3番手から7番手、auが8番手の順位となった。


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