片岡龍也
「公式テストの時から、手応えを少々、感じていました。昨日のセッションを終えて、優勝争いも現実的に見えていました。予選でポールポジションを取れなかった悔しさも糧になりましたね」
「ただ、(ポールポジションを獲得した)65号車(LEON CVSTOS AMG)は同じマシン(メルセデスAMG GT3)でマシン特性的に違いはありません。パッシングも難しいコースなので、できればスタート直後の混乱に乗じて抜きたかったですが、セーフティカースタートになって、なかなかチャンスがありませんでした」
「タイヤも温まりにくいものを履いていて、それが機能しだしたタイミングでセーフティカーが入って、またタイヤが冷えてしまうなど、僕にとっては運の悪いセーフティカーでした」
「(ピットストップで充分な)マージンを築くことができれば、より確実な戦略が取れたので、トップに出てからはプッシュ。前さえ塞がれなければ、走りやすいクルマにチームが仕上げてくれましたよ」
「ヨコハマタイヤにも、これまで文句ばかり言ってきましたが、今回は手応えのあるタイヤを用意してくれましたから、楽しくドライブするだけでギャップを築けました」
「GT300はルールも含めて複雑ですが、今年のヨコハマタイヤには期待できますし、チームも結成10周年。(チャンピオンを獲得して)華を添えたいです」