投稿日: 2024.05.09 21:00
更新日: 2024.05.10 11:55
更新日: 2024.05.10 11:55
史上初となった3時間レース。チーム側での細かな戦略策定と注意点【坂東マサの『俺に書かせろ!』/第34回】
Masataka Bandoh
TGR TEAM WedsSport BANDOHの代表として国内トップカテゴリーであるスーパーGT GT500クラスに参戦しつつ、青年実業家としてさまざまなチャレンジを続ける坂東正敬監督。そんなマサ監督が日々のレースや、実業家としての活動のなかで、面白いと思ったこと、取り組んでいることについて、自ら筆をとります!
連載コラム第34回は、スーパーGT史上初の時間レースとなった第2戦富士の振り返りや、3時間レースに向けた戦略の組み立てプロセスなど、今回もアクセル全開でお届けいたします。
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押忍! 坂東マサです。
スーパーGT第2戦富士、みなさま楽しんでいただけたでしょうか。
来場者数は2日間で延べ8万8400人ということで、今年も大型連休にふさわしい大イベントになりましたね! 現地やテレビなどで観戦してくださったスーパーGTファンのみなさま、ありがとうございました。
スーパーGTでは初となった3時間のタイムレースについて、戦略の組み立て方を含めて振り返りたいと思います。事前に周回数が決まったレースではないため、戦略を組み立てる上でまず、決勝で何周走ることになるか、レース全体でどれほどの燃料が必要になるかが最初の鍵になります。