更新日: 2017.12.04 18:24
アウディジャパン スーパーGT第1戦岡山 レースレポート
2017年4月11日
プレスリリース
SUPER GT開幕戦、2台のAudi R8 LMSは共に完走を果たす
・Audi Team Hitotsuyamaは予選12位、決勝は一進一退の展開で14位に
・Team TAISAN SARDは予選25位から追い上げ、21位完走でレースを終える
アウディ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤徹)は、新型Audi R8 LMSでスーパーGTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援しています。
4月8日(土)、4月9日(日)、岡山国際サーキット(岡山県 1周3,703m)で、2017 AUTOBACS SUPER GT開幕戦となる「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催されました。
今大会には、#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ・チーム・ヒトツヤマ)と、#26 Team TAISAN SARD(チーム・タイサン・サード)の2チームが、新型Audi R8 LMSで参戦しています。
Audi Team Hitotsuyamaは、2012年より Audi R8 LMS でスーパーGTへ挑戦を続けており、昨年のGT300クラスの年間シリーズではチーム、ドライバーランキング共に3位、FIA GT3勢ではトップの地位を獲得しています。
今年のチームには2012年より継続してこのチームでAudi R8 LMSをドライブするリチャード ライアン選手に加えて、昨年までトップカテゴリーのGT500クラスに参戦し、GT300クラスはもとよりGT500クラスでもチャンピオン経験をもつ柳田真孝選手が加入しています。
開幕戦では、予選前の練習走行中にマシンが電気系トラブルに見舞われるなど、十分なセットアップができないまま予選へと臨みました。それでも見事にリチャード ライアン選手がQ1をクリアし、予選12位を獲得。
天候は晴れ、ドライコンディションではじまった決勝レースの第1スティントは、リチャード ライアン選手が担当しました。
スタート時にGT500のマシンのトラブルで、セーフティカーの先導によるイレギュラーなレーススタートとなりましたが、タイヤをいたわりながら冷静に46周もの長いスティントを走り切り、第2スティントの柳田選手へとドライバー交替します。
ここからチームはニュータイヤで攻勢をかける作戦を取りましたが、コースに復帰した直後にまたもやセーフティカーが入るアンラッキーな展開となり、後半は柳田選手もいいレースラップを刻みながら14位でレースを終えました。
Audi R8 LMS で2年目の参戦となるTeam TAISAN SARDは、今シーズンより昨年のGT500クラスのチャンピオンチームであるSARDの野田英樹監督をチームへ招聘。
さらにドライバーラインナップも山田真之亮選手とジェイク・パーソン選手という共に20代の若手コンビへと一新しての挑戦となります。
まだチームとして十分な練習時間が得られていないこともあり、予選ではセットアップに苦戦してタイムが伸び悩み、Q1をクリアできず25位で終えました。
決勝当日は予選の結果を踏まえてセッティングを大きく変更。それが功を奏し、ウォームアップ走行でもいいタイムが出るようになりました。第1スティントは山田 真之亮選手が担当。
後半は順調にラップタイムをあげ、上位に匹敵する速さを見せました。45周の長いスティントを大きなミスなくこなし、ジェイク・パーソン選手へとドライバー交替。
スーパーGT初参戦ながらも、これまでフォーミュラカーレースで活躍してきた実力を発揮し、時おり上位に匹敵するタイムを刻み、荒れた展開となった開幕戦を無事に21位で完走を果たしています。
Audi Team Hitotsuyama:
一ツ山亮次チーム代表のコメント