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投稿日: 2024.06.05 13:22
更新日: 2024.06.05 13:39

K2 R&D LEON RACING 2024スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | K2 R&D LEON RACING 2024スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

2024 AUTOBACS SUPER GT Round.3 IN SUZUKA 3Hours RACE

予選13番手から着実に順位を上げて8位入賞を果たす

公式練習 6/1(土)9時45分~
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:25℃ 路面温度:34℃

 2024シーズンのRd.3は三重県の鈴鹿サーキットが舞台となった。前日の搬入日は雨が降るコンディションだったが、予選日は朝から晴天となり気温25℃、路面温度34℃で公式練習が始まった。K2 R&D LEON RACINGは大会前に鈴鹿サーキットでのテストに参加しており、それをもとに公式練習ではコンディションに合わせ込んでいく作業を進め、1分58秒801のベストタイムで4番手につけた。

 蒲生選手は「この前のテストでのデータをもとに今回に向けてどう合わせ込むかを公式練習で確認しました。セッション中はテストとは違うことも試したので、予選・決勝に向けてどっちのパターンが良いかを見極めて、まずは予選に臨みたいです」とコメント。

 篠原選手も「テストとはコンディションが若干違うので、そこに合わせていかないといけないですが、公式練習を終えた感じ、もう少し良くしたいなと思っています」と、予選に向けて着実に手応えを掴んでいる様子だった。

公式予選 6/1(土)15時00分~
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:26℃ 路面温度:45℃

 今回も事前抽選によりQ1はBグループから行われ、LEON PYRAMID AMGが出走するAグループは後の走行となった。

 Q1の担当の篠原選手はタイムアタックで果敢に攻めていくもデグナーカーブで走路外走行を取られてしまう。この周のタイムが削除されるため、もう1周タイムアタックを実施。1分59秒659のベストタイムで11番手となり、Q2のグループ1(Upper16)に入ることができなかった。

 気を取り直して臨んだQ2は蒲生選手が担当し1分59秒187を記録。グループ2でトップタイムを記録した。合算タイムでグループ1下位とのシャッフルルールでさらに順位をあげ、総合13位で予選を終えた。

「1回目のアタックで走路外走行をしてしまい、そこからうまく立て直すことができず、チームには本当に申し訳ないです」と篠原選手。

 一方、Q2で好タイムを記録した蒲生選手は「今日はこういう結果でしたが、明日になれば違った展開にもなるでしょうし、気温も含めてコンディションは変わると思います。少しでも良い結果を残せるように頑張ります」とコメントした。

K2 R&D LEON RACING 2024スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート
LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹) 2024スーパーGT第3戦鈴鹿

決勝レース 6/2(日)13時30分~
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:24℃ 路面温度:31℃

 決勝日は朝から曇り空で直前の20分間のウォームアップ走行では雨が降り始めてウエットコンディションとなったが、決勝スタートまでの間に天候が回復。各車スリックタイヤを履いて3時間レースに臨んだ。

 13番グリッドのK2 R&D LEON RACINGは蒲生選手が第1スティントを担当し着実な走りでポジションを上げて26周目に1回目のピットストップ。第2スティントも蒲生選手が引き続き担当すると前を走るライバルを1台ずつ抜いていき、35周目には9番手に浮上した。

 スタートから1時間55分を迎えた53周目に2回目のピットストップを実施。ここで篠原選手がマシンに乗り込んだ。最終スティントも、ひとつでも上の順位を目指して周回を重ねていき、前方を走るライバルに接近したが、逆転には至らずチェッカーフラッグ。85周を走破し、8位入賞で3ポイントを獲得した。

●黒澤治樹監督

「もともとメルセデスが苦手としているサーキットですので、心配はありましたが、その中でブリヂストンを履く我々はうまくコンディションに合わせたタイヤを持ち込むことができたのかなと思います。最低限の結果は残せたかなと思います。やはり鈴鹿は他のコースと比べて抜きにくいところがあり、予選の順位がすごく大切なので、そういったところを含めて色々なところを詰めていかないと結果が出ないと思います。引き続きみんなで力を合わせてやっていきたいと思います」

●蒲生尚弥選手

「決勝では2スティントを担当しましたが、後半のペースが周りと比べてもかなり良く、何台か抜くことができました。13番手スタートから順位を上げて、最終的にポイントを獲れたのはすごく良かったことですし、次につながるレースだったかなと思います。次戦も自分たちの力を最大限発揮できるように篠原選手とチームとともに頑張っていきたいです」

●篠原拓朗選手

「決勝、蒲生選手から引き継いで最終スティントを担当しました。ピットアウトした段階から、ライバルの車両と近い距離でレースをしていてチャンスを探りましたが、追い抜くことができなかったのが悔しかったです。今回ポイントを獲得できたのは蒲生選手とチームのおかげなので、インターバルの間に自分自身も色々と見直して次戦また頑張りたいと思います」

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